ダウンジャケットの洗濯を失敗せずに簡単に洗う裏技を紹介！
冬に大活躍のアイテムといえばダウンジャケット！
しかし、外で着ているとどうしても汚れたり臭いがついたりしますよね。皆さんはどのようにお手入れしていますか？
ダウンジャケットは家で洗濯できない、と思っている人が多いと思いますが、実は水で洗えるものもあるんです。
でも自分で洗濯したりして失敗しないのかしら・・・
そんな不安を解消するために、今回は『ダウンジャケットの洗濯を失敗せずに簡単に洗う裏技を紹介！』をお届けします。
ダウンジャケットを洗濯する前に
ここをチェック！
- 取り扱い絵表示を確認する
- 素材を確認する
- 色落ちを確認する
まず家で洗えるかどうかを判断するために『取り扱い絵表示』を必ず見てください。取り扱い絵表示に『洗濯機マーク』か『手洗いマーク』がついていたら水洗いできます。
レザー・フェイクレザー・ウール・シルク素材で作られたダウンジャケットは洗濯できません。
レザーは色落ち・型崩れ・硬化・ひび割れの可能性があります。ウールやシルクは水につけると縮む可能性があります。
ダウンジャケットに洗剤の原液を少しつけてしばらく置きます。色が落ちていたら家で洗濯するのはやめておきましょう。
ダウンジャケットを手洗いするときの手順
それでは、失敗しない洗濯方法をご紹介しましょう。
１．フードを外し、ボタンなどを留める
フードに付いているファーは水洗いできないものがあります。
金属やプラスチック製の留め金などは洗っているときに生地を傷めることがあるので、ファスナー・ボタン・フックはしっかり留めてから洗うようにしましょう。
２．前処理をする
洗う前にダウンジャケット全体を見て、特に汚れのひどい部分をチェックしましょう。
そで口や襟元、裾などの汚れが目立つ部分は、水で薄めた洗剤液を付けて、柔らかいスポンジなどで軽くたたいておくと良いですよ。
３．洗濯槽などにぬるま湯をはる
洗濯機の洗濯槽、または洗面台や浴槽などに30℃前後のぬるま湯をはります。そこに洗剤を溶かして適度な濃さの洗剤液を作りましょう。
洗剤は『おしゃれ着用』と言われる中性のものを使ってくださいね。羽毛はアルカリ性に弱く、一般的な洗剤を使うと羽毛を溶かしてしまうこともあるんです。
４．ダウンジャケットを押し洗いする
ダウンジャケットを軽くたたむようにして洗濯槽などに入れ、洗剤液に浸します。その時、一気に強く押すと水があふれ出たり、ダウンジャケットを傷めたりするので、ゆっくりと押し洗いすると良いでしょう。
ダウンの中に洗剤液がよく通るように、ゆっくりと沈めたり浮かせたりするのがポイントです。
５．きれいな水で2～3回すすぐ
水が濁らなくなるまで何度かすすぎます。浴槽ならシャワーで流しながらすすぐと簡単ですよ。
６．水分をきり脱水
強く絞ったりせずに水分を切って、バスタオルなどで包むようにして水分を取ります。
洗濯機で1分以内、軽めの脱水にかけて形を整える。そしてまた1分以内の脱水、整える。という作業を2回ほど繰り返します。
ダウンジャケットの干し方
重みに耐えられる太めのハンガーに干します。できるだけ天気の良い日を選んで、直射日光を避け、風通しの良いところで乾かすのがポイントです。
中の羽毛が乾きにくいので、できれば2～3日干したほうがいいですよ。湿気が中に残るとカビの発生や臭いの原因になるので、しっかりと乾かしましょう。
乾いたかどうか判断する時は、両手でダウンジャケットを挟むように触って、水分が手につかなければOKです。
2～3日も干せない時や雨続きの時は、コインランドリーを利用するといいでしょう。
ダウンジャケットを裏返して、低温の回転式乾燥機に少しかけるとふっくらと仕上がります。
完全に乾いたら、ふわっと振りかざして空気を入れましょう。仕上げに防水スプレーをふればバッチリです。
ダウンジャケットを洗濯機で洗う場合
洗濯機を使う場合は次の点に注意
- ダウンジャケットを傷めないようネットに入れる
- ネットに入れたダウンジャケットをタオルで巻いてから洗う
- 『手洗い』または『ソフト』モードで
- 脱水は30秒～1分の短時間で
- 風通しの良いところで干す
しかし、やはり機械よりは手洗いの方が汚れも良く落ちるし、ダウンジャケットを傷めることもありません。時間があれば手洗いをお勧めします。
こちらの動画はとてもわかりやすくダウンジャケットの洗濯方法を説明してくれていますので、ご覧ください。
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さいごに
ポイントさえ押さえれば、家でも失敗せず簡単にダウンジャケットを洗濯することができます！
これでクリーニングに出す手間も費用もかなり節約できるので、ぜひ皆さんも自分でダウンジャケットを洗濯してみてください。
