五月病とは?症状と対策、食事で予防する方法は?

五月病って聞いたことがありますか?
毎日を当たり前に過ごしていたのに、突如やってくる謎の病。

何をやってもつまらない、それどころかやる気も出ない。
いつもの作業を面倒くさいと思ったり、だらだらとしてしまうことから、昔は怠け病と言われていました。

でも、一体五月病ってどんな病気なのでしょうか。

『五月病とは?症状と対策、食事で予防する方法は?』の記事では、五月病がどんな病気なのか詳しく書いていきたいと思います。

症状からの推測、そうだとわかってしまったときの対策などを中心に、不安に思っていることを解決していきましょう。
内容を理解していれば、もしなってしまっても早めに対処出来ますよ!

五月病とは?

大学の新入生や新入社員などに見られる、新しい環境に適応出来ないことが原因で起きる精神的な症状です。

一体どういうことなのでしょうか。

新社会人が起こしやすい無理

  • 慣れない一人暮らし
  • 新しい仕事(学習)内容
  • 新しい人付き合い
  • 我慢をする場面の多さ
  • 他人、自分への期待からの頑張りすぎ

慣れない一人暮らし
新しい場所で始まった生活。憧れの一人暮らしが始まって毎日が楽しくて仕方がない!のは初めだけ。
予想以上に面倒な家事と、誰もいない部屋に帰宅する寂しさはなんとも言えませんね。

新しい仕事(学習)内容
やっと掴んだチャンスを逃がすまいと、必死に自分に叩き込もうとします。
形になって見えてくると、ますます頑張りたくなって、気が付かないうちに無理をしていることも。

新しい人付き合い
今までは誰かが見ててくれて、理解してくれていた。
だけど、新しい場所では色々な人種と関わることを頑張らなくてはいけませんよね。

子供のように我儘が言えないことを重々承知しているからこそ、無理に自分を抑えようとし過ぎてしまうことがあります。

他人、自分への期待からの頑張りすぎ
自分に与えられた立場を最大限に生かそうと、我武者羅に頑張るのが新社会人の本質。

もっと認められたい!まだ頑張りが足りないんだ!と必死になっているうちに、周りも自分も見えなくなっていることがあります。

結局は五月病ってなに?

実は、五月病という病気はありません。

しかし、あまりに普段とは違う自分の状態に驚いて病院に行くとこう言われると思います。

≪適応障害≫または≪うつ病≫。

五月病の特徴的な症状

そんな大変な病名がついてしまう五月病。私は大丈夫なんだろうかと不安になりますよね。
ちょっとチェックしてみましょうか。

五月病かも?

  • 無気力
  • 不安感
  • 焦り
  • 不眠
  • 食欲不振
  • 疲労感
  • 人と関わりたくない
  • 抑うつ症状

 
無気力
やらなきゃいけないのはわかっているけど、やる気が出ない。面倒くさい。

不安感
これで大丈夫なの?自分は間違えているんじゃ?と何に対しても不安になってしまう。

焦り
こんなんじゃ駄目だ。もっと頑張らなきゃ。もっと、もっと…と自分を追い込んでしまう。

不眠
上記の症状から、ぐるぐると考えすぎて眠れなくなってしまう。

食欲不振
お腹が空かない。空いても飲み込むときに喉につかえる感じがする。

疲労感
特別重労働をしたわけでもないのに、どっと疲れてしまう。

抑うつ症状
気分が落ち込んで、全ての活動が難しい状態にあること。
思考や感情、行動や言動に幸福感を持てなくなってしまうことが多い。

五月病の症状が出てしまったらどうしよう

要は新生活への極度の緊張から発症する五月病。
誰もがなる可能性があって、頑張りたい!と思っている人ほど五月病になってしまう可能性が高くなります。

五月病への対処法

  • ストレスを溜めない
  • 心休まる人に会う
  • 仕事(勉強)以外に、夢中になれるものを見つける

ストレスを溜めない
社会に出てストレスを感じない人はほぼいないでしょう。
それも、頑張ろうと思えば思うほど納得のいかないことは多くなり、ストレスは大きくなります。

なので、そのストレスを発散してあげることが大切。
嫌なことがあっても、次の日に引きずらないで済むようなことを意識的に起こしましょう。

心休まる人に会う
昔からの友人や、両親など、自分のことをよくわかっていてくれている人は本当に大事。
そんな人と過ごす時間は、今頑張っている自分を無意識にも励ましてくれるでしょう。

仕事(勉強)以外に、夢中になれるものを見つける
仕事や勉強を一生懸命やることは素敵なこと。
だけど、それだけが生きがいになってしまうと、そこが行き詰ってしまうと大変なストレスを受けます。

他に夢中になれるような趣味などを見つけることで、ストレスも発散出来るし、考えすぎなくて済みます。

五月病への対策と食事で予防しましょう

とは言え、出来ることならなりたくないのが5月病。
ならないために対策することは出来ないのか、少し調べてみました。

これで五月病を回避!

  • しっかりと睡眠をとる
  • 運動をする
  • いっぱい食べる

しっかりと睡眠をとる
仕事や勉強が忙しくても、毎日○時間は寝る!と決めて睡眠時間を確保しましょう。

しっかりと睡眠をとることは、ストレス発散につながるのだそう。
脳がリフレッシュされるので、記憶力もアップして、仕事の効率もアップします。

運動をする
デスクワークが多かったり、疲れてしまって動けなかったり。
運動が出来ない理由は探せばいくらでもあります。

しかし、運動をすることは体の新陳代謝も良くしますし、ストレス発散になります。

特別何も考えずに体を動かすだけでも、汗と一緒にストレスも自分から出ていると思ってください。

いっぱい食べる
疲れていたり悩みがあると、食欲がなくなるものです。
しかし、体に必要な栄養素が不足すると、イライラしたり疲れやすくなるので、ただでさえストレスを抱えている社会人には火に油なのです。

5月病予防に食事でとりたい栄養素

    タンパク質=5月病の原因と言われるセロトニンの減少を助けてくれます。

    ビタミンB6=これが不足すると、中枢神経が異常に興奮してイライラしてしまいます。

    マグネシウム=抗ストレスミネラルとも呼ばれる、精神的な活動に欠かせない栄養素。

これらの栄養素を含む食品を意識的にとることで、五月病の予防につながると思います。

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まとめ

ストレス社会に飛び出した新生達。メディアでの多すぎる情報から、過度に不安になるのは仕方のないことです。

しかし、それに対応しながら上手に自分を大切にしてあげることが、未来の自分の笑顔につながることを忘れないでください。

ゆっくりと、時には立ち止まることも成長の一環ですよ!

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