新生児の期間と、モロー反射は産まれてからいつまでなの?

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産まれたばかりの新生児の寝顔。それはまるで天使の寝顔ですよね。そんなとき突然手足がビクッと…⁉︎それはモロー反射です。

愛らしい新生児の期間はいつまでかご存知ですか?また、モロー反射もいつかは自然と消失してしまいます。知らず知らずの間に我が子の貴重な瞬間を見逃しているのも⁈

今回は『新生児の期間と、モロー反射は産まれてからいつまでなの?』をご紹介いたします。

新生児、赤ちゃん、乳児、幼児、児童はいつからいつまで?

そもそも新生児とはいつまでのことを言うのでしょうか。
以下の表のように赤ちゃんは、出生後からの日数で呼び名が変化します。

出生後からの日数

  • 早期新生児
  • 出生後〜7日まで

  • 新生児
  • 出生後〜28日未満まで

  • 乳児
  • 出生後〜1歳未満まで

  • 幼児
  • 1歳〜小学校入学まで

  • 児童
  • 満18歳まで

つまり、新生児とは産まれてから28日間といった、とても僅かな時間です。
子育てに毎日追われていたら、気がついたら新生児期が終わってしまうことも少なくないですね。

モロー反射とは?

赤ちゃんを初めて産んだ人は、このモロー反射に最初は驚いたかと思います。
モロー反射とは、オーストリアのエルンスト・モロー医師が発見した、新生児特有の原始反射の一つです。

大きな音といった急な刺激に対して、赤ちゃんの手足がビクッと反応し、咄嗟に何かに抱きつこうとする現象です。

このモロー反射は、首がすわる3〜4ヶ月まで見られる現象で、赤ちゃんによって回数や激しさは異なります。

このモロー反射を含む、原始反射は赤ちゃんの意思とは関係なくおきます。

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モロー反射の対策

抱っこして寝かせた赤ちゃんをベッドに置いた瞬間に、赤ちゃんがビクッとして起きてしまった…

そんなことありませんか⁈

ただでさえ慣れない育児で寝不足のママなのに、せっかく寝かしつけても、ベッドに置いた瞬間に起きてしまったらガッカリですよね。

それもこれもモロー反射が原因だからです。ただでさえ、寝るのが下手な赤ちゃんにとって、モロー反射とはまさに、睡眠を妨げてしまう反射です。

“おひな巻き”という言葉はご存知ですか?欧米では昔から赤ちゃんの寝かしつけに用いてた方法です。

赤ちゃんの手足を大きめのタオルで包むことで、モロー反射を防ぎ、まるで赤ちゃんがお腹の中にいたときのような、快適な環境を作ることができます。

このおひな巻きは首がすわる3.4ヶ月までできるので、モロー反射の寝かしつけで苦戦しているママは以下の動画を参考にして、是非実践してみてください。

モロー反射以外での原始反射を紹介

モロー反射以外でも原始反射はいくつかあります。この原始反射は1ヶ月検診でもチェックされ、赤ちゃんの神経の発達を調べる上で、極めて重要な反応といえます。

数ある原始反射の中から日頃簡単に見られる物をご紹介いたします。

ギャラント反射

赤ちゃんの胸を支えた状態でうつ伏せに浮かせます。
右の背骨を触るとお尻が右に曲がります。
左も同じような動きをし、まるでお尻を振っているかのような愛らしい反射です。
生後5ヶ月頃には自然と消失してしまいます。

足踏み反射

赤ちゃんの脇をつかみ、両足を立たせるような状態にします。
そうすると、自然と両足を交互に出して、歩くような反射をします。
生後2ヶ月頃に自然と消失してしまいます。

把握反射

赤ちゃんの手や足に自分の指を当ててみると、握ろうとする反射です。
手は生後4ヶ月頃に消失し、足は1歳くらいには自然と消失してしまいます。

吸引反射

口の中に入ったものを吸おうとする反射です。
この反射で、乳首や指などが口の中に入ると自然と吸うことができます。
1歳頃に自然と消失してしまいます。

パラシュート反射

赤ちゃんをうつ伏せにした状態で、下降させると、咄嗟に両手を広げて身体を支えようとする反射です。
1歳頃に自然と消失してしまいます。

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まとめ

生後28日までの新生児期と、赤ちゃんはママ達の助けがないと生きてはいけません。
しかし、お腹の中にいる時から赤ちゃんは最低限の原始反射が備わっています。

ママは子育てで忙しいですが、この貴重な時期を見逃さないで我が子の成長を楽しんでくださいね。

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