絵本の読み聞かせ効果は?コツとポイントを押さえて子供の集中力を高める方法

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生きる力を身に付けるコツは、読み聞かせにあり!
絵本の読み聞かせは子どもにとって、人生を左右すると言っても過言ではないほどの効果をもたらします。

集中力、コミュニケーション能力など、将来必ず必要になる能力を養う第一歩になるのが、絵本の読み聞かせなんです。
ある程度の年齢になってから集中力や表現力などを磨こうと思っても、なかなか効率よくはいきません。

でも読み聞かせなら親子で楽しみながら、知らず知らずのうちに語彙力や表現力、集中力が身に付けられます。
では絵本の読み聞かせの何がそれほどまでの効果をもたらすのか、一つ一つ見ていきましょう。

今回は『絵本の読み聞かせ効果は?コツとポイントを押さえて子供の集中力を高める方法』についてまとめました。

読み聞かせの効果を高めるちょっとしたコツもご紹介します。

読み聞かせの効果は一生もの!

読み聞かせのスゴイ効果をざっくり3つに分けると

  • 学習能力を高める
  • コミュニケーション力を高める
  • 心の豊かさを高める

いかがですか?こんな子に育ってくれたら、と思うポイントが揃っていませんか?

学習能力を高め、デキる子に

大人が絵本を読む声をただ聞いているだけに見えても、その間子どもの脳はフル回転して、語彙(ごい)や、表現方法を頭に刻みこんでいます。

まだ文字が読めないような幼い子ですら、聞こえてくる言葉と、絵本の絵や文字を関連付けていると考えられています。

そうやって脳を働かせることで無理なく言葉や文字を覚えるだけでなく、理解力や洞察力、思考力、集中力も養われていきます。

国語力や数学的能力は、早くも小学校低学年でデキる子とそうでない子の差が開いてきます。

デキる子の多くが「小さい頃はいつもおうちの人が読み聞かせをしてくれていた。今も読書は大好き。」と話すことは、注目に値します。

もちろん勉強ができることだけが人間の価値ではありません。

でも楽しく絵本を読み聞かせることで将来デキる子になる可能性が高いとしたら、素晴らしいことだと思いませんか?

コミュニケーション力を高める

親子が同じ絵本に向き合って楽しさを共有することで、子どもは誰かと一緒に時間を過ごす楽しさを覚えていきます。

お話の内容が理解できるようになってくると、今度は絵本の登場人物に共感したり反発したりしながら相手の気持ちや行動を理解する力を養っていきます。

絵本の読み聞かせによって、子どもは様々な人間関係やシチュエーションを疑似体験していくのです。

世の中にはいろんな人がいる、いろんなことが起きると心に刻むことで視野も広がり、想像力も育まれます。

視野の広さや想像力は、コミュニケーション力を大きく左右します。

心の豊かさを高めて、豊かな人間性を育む

2008年、日本大学大学院総合科学研究科が「読み聞かせ中の子どもの脳は、大脳辺縁系と呼ばれる部分が特に活発に働いているという研究結果を得た。」と発表しました。

大脳辺縁系というのは人間らしい喜怒哀楽の感情を発生させ、その感情に伴う行動を決定する部分です。

幼い頃の読み聞かせの習慣は、感情と行動を豊かにしてくれるのです。

感情の豊かさは感性の豊かさに繋がります。感性が豊かな人は表情が活き活きしていて魅力的です。

そしてその豊かな感情を適切に表現し、状況に応じた行動を取ることができる人は尊敬されます。

そんな素晴らしい人に、我が子も是非なってほしいと思いませんか?

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読み聞かせのコツ

効果を上げる読み聞かせのコツ

  • 繰り返しを嫌がらないで
  • 読み始めたらなるべくノンストップで
  • 読後は余韻を楽しもう

子どものお気に入りは、何度でも繰り返し読み聞かせてあげましょう

子どものお気に入りの絵本は、せがまれるまま何度でも読み聞かせてあげましょう。

お話の途中で、同じページを繰り返し読んで欲しがる場合も同じです。

同じ内容、同じフレーズを繰り返し聞くことで語彙が定着しやすくなったり、一つの物事を探求する力も付いてきます。

読み始めたら、なるべく中断せず最後までノンストップで

お話が盛り上がってくると「わー、大きなぞうさん出てきたね。」「さあこれからどうなるかな?」など声を掛けたくなってしまいますね。

でも途中での声掛けはあまりよくないらしいです。子どもがせっかくお話に集中しているのですから、そのままお話の世界を楽しめるようにしてあげましょう。

また、お出かけ前や食事前まどの忙しい時間を避けて、大人も子どももゆったり最後まで集中できる時間を選んで読み聞かせてあげましょう。

読後の余韻を大切に

お話が終わった途端「どこが面白かった?」「主人公がピンチになったとき、どう思った?」などつい質問したくなってしまいますね。

ですが子どもがお話の余韻を楽しめるよう、読後は質問は控えて。子どもが自分から話しだしたときはジックリ聞いてあげましょう。

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親子で楽しんで読み聞かせを

読み聞かせの効果って、想像以上にすごいんですね。驚きました。
親子で絵本の世界を楽しんだ経験は、きっと将来、子どもの人生を大きく花開かせてくれることと思います。

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