豆乳が身体に良いということはみなさんご存知だと思いますが、具体的に豆乳にはどんな種類や効果があるのか知っていますか?
身体に良いと聞くとたくさん取り入れたい!と思ってしまいがちですよね。
何でもそうですが、適量を摂取してこそ身体に良い効果が生まれるので、過剰摂取には気を付けなければいけません。
どういう飲み方をすればいいのか?適度な摂取量はどれくらいなのか?
豆乳のことをきちんと知ったうえで摂取すれば女性の身体に嬉しいことが沢山!
今回は『豆乳の効果、種類、飲み方、摂取量を知り女性の身体に嬉しいことが沢山あることを知りましょう』をお届けします。
豆乳に含まれる栄養素や成分とその効果
豆乳には様々な栄養素や成分が含まれていますが、その中でも特に女性に嬉しいものやその効果についてご紹介します。
- 大豆イソフラボン
- サポニン
- ビタミンB群
- オリゴ糖
女性ホルモンの一つ『エストロゲン』と同じような働きをし、生理中や更年期などホルモンバランスが乱れやすい時にサポートをしてくれます。
脂肪燃焼を促すことで、ダイエットにつながります。
イライラを抑えたり、集中力をアップする働きがあります。肌を美しく保つのにも効果的です。
腸内環境を整え、便秘予防につながります。
その他にも、大豆たんぱく・レシチン・鉄分・ビタミンE・カリウム・カルシウム・マグネシウムなど豊富な栄養を含んでいるので、豆乳は栄養バランスを補う飲み物としておススメされているんですね。
豆乳の種類
豆乳には大きく分けて3つの種類があります。
- 無調整豆乳・・・原料は大豆のみで、味を調整していない豆乳。
- 調整豆乳・・・砂糖などを加えて味を調整している豆乳。
- 豆乳飲料・・・調整豆乳に果物やココアなどのフレーバーを加えて飲みやすくした飲み物。
大豆イソフラボンやサポニンの含有量は無調整豆乳が一番多く、豆乳飲料が一番少なくなります。
しかし、無調整豆乳はどうしても独特のにおいやクセがあって苦手な方も多いようです。
そういう場合は豆乳飲料を美味しく毎日続けた方がいいかもしれませんね。
豆乳の摂取量
豆乳には女性の身体に嬉しいことが沢山なのですが、過剰に摂取すると身体に悪影響を与えてしまうことがあります。
大豆イソフラボンを多く摂りすぎると、ホルモンバランスを崩してニキビができたり、妊娠中の場合は胎児の生殖機能に影響を及ぼすこともあるそうです。
また、トリプシンインヒビタという成分は、インスリンの分泌を良くして糖尿病に効果的と言われていますが、過剰に摂取すると、膵臓から出るトリプシンという酵素の分泌を妨げ消化器系に影響し、下痢になることもあるんです。
大豆イソフラボンの安全な1日の摂取量は70mg~75mgと言われています。
一般的な豆乳200mlに含まれる大豆イソフラボンの量
- 無調整豆乳・・・68mg
- 調整豆乳・・・50mg
- 豆乳飲料・・・30mg
大豆イソフラボンは豆乳以外にも豆腐・豆腐製品・納豆・きなこ・味噌などにも含まれていますので、こういった大豆製品を良く摂る人は豆乳を飲む量を少し減らすなどした方がいいでしょう。
特定保健用食品による上乗せや、妊婦・子どもの摂取については注意が必要です。
子どもについてはどのくらいの大豆イソフラボンの摂取であれば心配がないのか、妊婦についてはどのくらいの大豆イソフラボンの摂取であれば胎児に影響がないのか、現時点では科学的に明らかになっていません。
そのため、子どもや妊婦が、日常の食生活で食べている『伝統的な大豆食品』に加えて、特定保健用食品などにより、日常的な食生活に上乗せして大豆イソフラボンを摂取することは、推奨されていません。
厚生労働省『大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A』より
豆乳の効果的な飲み方
豆乳は朝起きた後と食事前に飲むのが効果的だと言われています。
朝起きた後に飲むと、体内や腸の動きを活発にし、気持ちいお通じにもつながります。
食事前に飲むと、血糖値の上昇をゆるやかにし、脂肪やコレステロールの吸収も抑えることができます。
また、空腹時に飲むことで栄養を吸収しやすく、腹持ちが良いので余計な間食をすることがなくダイエットにもつながるんですよ。
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さいごに
いかがでしたか?豆乳には女性の身体に嬉しいことが沢山あることをご紹介いたしました!
バランスのとれた食生活を基本に、豆乳をうまく取り入れるというのがポイントです。
自分に合った効果的な飲み方と適度な摂取量で、いつまでも美しく健康でいましょう。