産まれたばかりの可愛い姿を残しておきたい、初めて切った髪の毛を記念に残したいなどの親心から赤ちゃんの髪の毛を筆にする人が増えています。
町を歩いていると赤ちゃんの髪の毛で筆を作りませんか!?というのぼりを見たことがあるはずです。
赤ちゃんの髪の毛で作る筆には「胎毛筆(たいもうふで)」ときちんと名前がありました。
胎毛筆を作る本当の理由は、子供の成長を残したいという気持ちだけではなく、もっともっと大切な意味も込めれれていました。
その理由を知ればきっとあなたも赤ちゃんの髪の毛で筆を作りたくなりますよ!
しかし、残念ながらいつでも作れるわけではありません。
いつでも作れると思っている人が多くいますが、いつ頃の髪の毛や、量までしっかりと決まっていました。
そして値段も気になりますよね・・・
そこで今回は『赤ちゃん筆(胎毛筆)の値段の相場は?いつ頃作るの?必要な量は?』について紹介します!
赤ちゃん筆はいつ頃作る?胎毛筆とは?
赤ちゃんの髪の毛から作る筆のことを「胎毛筆(たいもうふで)」と言います。
胎毛筆はいつでも作れるわけではありません。
いつ頃作ればいいのか?と悩む方も多くいると思いますが、実は生まれて初めてカットする髪の毛でなければ作ることができないと言われています。
お母さんのお腹の中にいる時から赤ちゃんには髪の毛が生えています。
その髪の毛を胎毛と呼び、この胎毛は毛先が細く筆を作るのに最適な形をしています。
しかし、一度髪の毛をカットしてしまうとこの形が崩れてしまい、筆を作りにくくなってしまうのです。
胎毛筆の値段と、必要な髪の毛の量とは?
やはり一番気になるのは胎毛筆のお値段ではないでしょうか?
メーカーによって多少前後しますが、平均で8000円~10000円で作ることができます。
赤ちゃんの場合髪の毛が少ない子もいて作れるか心配されるお母さんたちもいますが、だいたい5~7cmの長さがあり、大人の小指程の太さの量を集めることができれば作れるそうです。
それでも量が足りない時は両親の髪の毛を混ぜたり、人工の髪の毛を混ぜることで作成が可能になります。
髪の毛に癖があってうねりがある赤ちゃんは特殊加工することで綺麗な筆になるので心配しないで下さい。
どんな毛質の赤ちゃんでも筆を作ることができるそうです。
胎毛筆の意味とは?
胎毛筆には子どもの成長記録としてだけでなく、もっと大切な意味が込められています。
それは子どもが元気で健やかに育つように、頭がよくなるように、そして字が上手くなるようにという気持ちが筆に込められていました。
赤ちゃんが成長し親元を巣立つとき、結婚するときなどに成長の証として胎毛筆を渡してみたいと思いませんか?
きっと大切に育ててきたことが伝わるはずですよ。
赤ちゃんの胎毛筆を作れる場所は?
インタネットで注文することもできますし、床屋さん、美容室でも作ることができます。
床屋さん、美容室には「赤ちゃん筆」ののぼりを出しているお店が目印です。
分からないようであれば問い合わせをしてみましょう。
関連記事はこちらからご覧ください
赤ちゃんにはちみつはいつからOK?はちみつ以外にも危険な食べ物とは?
子供の嫌がる耳掃除のやり方と頻度はどのくらい?!やり過ぎは要注意?
赤ちゃん子どもに虫除けスプレーは危険?オーガニックを選びたい理由
子どものうなぎはいつから食べれる?夏バテ予防に一緒に食べたい!!
まとめ
赤ちゃんの胎毛筆について参考になったでしょうか。
筆を作るために必要な髪の毛の量や長さは目安がありますが、だいたい生後6~12カ月くらいで作れるようになるそうです。
お値段もとてもリーズナブルですし、筆だけでなく木箱付きで名前や生年月日を刻印してもらえるサービスもあります。
毛の量や長さに合わせて筆の大きさも選べるなど、自分の好みに合わせて作ることも可能です。
赤ちゃんが大人になる頃、いつ頃作った筆なのか、どんな赤ちゃんだったのか、どんな気持ちで作ったのかなど話してあげてはどうでしょう?
素敵な記念品になると思います。