子育て中の方なら「子どものおしっこの間隔が2時間位開くようになったらトイトレを開始しましょう。」というのを聞いたことがあると思います。
確かにおしっこの間隔が短い子どもにトイトレ(トイレトレーニング)をさせようとすると、声掛けやトイレに連れて行く頻度が上がってママも子どもも大変です。
トイトレ(トイレトレーニング)をはじめても、間隔がわからずにイライラしちゃったりすることもあると思います。
そういう観点で、間隔が2時間というのは、ひとつの目安になるのかもしれません。
ではおしっこの間隔が2時間位開くのは、何才くらいになってからのことでしょうか。
おしっこの間隔と頻度を、月齢、年齢別に調べてみました。
トイトレ(トイレトレーニング)は子どもの発達具合やご家庭の環境、方針によるところが大きいです。だから何才で始めるのがベストか、間隔がどれくらいで始めるのがベストか、というものはありません。
今回は『子どものおしっこの平均的な間隔、頻度を月齢別で知ろう!』についてまとめました。
「ふーん、平均的にはこれくらいなのか。」と軽い気持ちでご覧頂ければと思います。
赤ちゃん~幼児期までのおしっこの頻度は?
月齢、年齢別 1日のおしっこの頻度
0カ月・・・1日10~20回
0カ月・・・1日10~20回
5〜6カ月・・・1日10~15回
5〜6カ月・・・1日10~15回
1〜2歳・・・・1日10回
2〜3歳・・・・1日7~9回
4〜5歳・・・・1日5~6回
参照元:花王メリーズ 赤ちゃんとママのための情報
【2才くらいでおしっこの間隔が開き始める?】
大体ではありますが、2才前後で寝ている間のおしっこの頻度が下がってきます。
そして起きている間は、2時間おきくらいにおしっこをする子どもが増えてきます。
ネットなどの育児ブログや掲示板、保健センターの資料等を見てみますと、2才頃にトイトレを開始したというご家庭が多いようです。
しかし現実には、3才の子どもでも10回近く、もしくはそれ以上の頻度でおしっこをしてもおかしいことではありません。もう3才なのにおしっこの間隔が2時間も開かない!とイライラしたり心配することはありません。
子どもの成長はいつもいつも右肩上がりではありません。行きつ戻りつ、その子なりのペースで育っていきます。トイトレも行きつ戻りつで、マイペースに取り組んでいけるといいですね。
【4才以降は個人差が大きい】
4才頃から、おしっこの頻度は個人差が大きくなります。
上記の表には1日5~6回とありますが、あくまでも平均です。
1日に何度もトイレに行きたがる子もいれば、半日以上おしっこをしない子もいます。健康な大人でもトイレの近い人、そうでない人がいますよね。
それと同じで、4才頃からはおしっこの頻度については平均値はほとんど意味がありません。
おしっこの間隔と頻度以外の、トイトレ開始のポイント
おしっこの間隔と頻度以外では、以下の方法でトイトレ開始の判断基準にしたご家庭もあるようです。
【尿意を言葉で伝えられるようになってから】
年齢的にそろそろかなと思っても、子どもが自分から「チッチ出る。」など言葉で伝えられるようになるまで、トイトレは控えていたというママさんも。
トイトレ開始は他の子より少々遅くなるかもしれませんが、子どもの自発性に任せたほうがスムーズにオムツが取れてよかったという声もあります。
【お友達のパンツ姿に触発されて】
お友達が一足早くオムツを卒業してパンツを履いているのを見て、子どもが自分からパンツを履きたがったとか。
ママさんはまだ少し早いかなと思ったけど、思い切ってトイトレを開始したということでした。
このように近所のお友達のパンツ姿を見たり、保育園で他の子がトイレでおしっこをする姿を見て奮起する子どももいるようです。
ですが、トイトレを開始したはいいですが、夜はどうしてもおねしょが心配になりますよね・・・。
そんなときは、夜だけでもトレーニングパンツにすることをオススメします!
わたしの子供も6枚くらい購入し、使っていましたが漏れなかったですよ☆
関連記事はこちらからご覧ください
しつけは叩かない!上手なしつけ方法で子どもをしっかり育てる方法
子どもの買って攻撃は克服できます!3つの対処法を知りましょう!
イヤイヤ期はいつからいつまで?6つのポイントで子どもと上手に向き合いましょう!
子どものおねしょは大変!でも対策してればおねしょだって怖くない!!
トイトレに悩まないで
親子で苦労の果てにようやく完了するご家庭もあれば、意外なほどあっさり終了するご家庭もありで、千差万別なのがトイトレです。
言葉の発達や歩き始めなどと同じく、おしっこの間隔も子どもそれぞれです。トイトレを始める年齢や進み具合も、子どもそれぞれだと思います。
私の子どもはもう大きいのですが、後から考えると、トイトレも含めアレが遅いコレが早いなどはあまり重要でなかった気がします。
平均値や目安は参考程度に軽く考えて、まずは子どものペースに合わせることが大切かもしれません。