厳しい寒さが和らいで山菜などが芽を出し始め、春の息吹きを感じられる季節になってきましたね。
ところで、みなさんは山菜を食べたことがありますか?
ちょっと苦味があったり、あくが強かったりしますが、日本では古くから親しまれてきた食べ物で、独特の風味を持っていますよね。
せっかく食べるなら自分で山菜採りをしてみたい、と思っている方もいらっしゃるでしょう。
自分で採った新鮮で美味しい山菜を食べられたら最高ですよね。
しかし、山菜採りの時期や種類、必要な道具や服装などわからないことがたくさん!
今回は『山菜採りの時期はいつからいつまで?道具や服装も紹介します!』をお届けします。
山菜とは?
山菜というのは山野に自生している食用植物の総称で、日本固有の呼び方です。
一方、野菜というのは食べることを目的として栽培された植物のことで、タラの芽やウルイといった山菜も、食べるために栽培されてスーパーなどで販売されているものは野菜と区分されるようです。
また、山野に自生している植物の総称を野草といいますが、ヨモギやノビルは食べられる野草として有名です。
山菜採りの時期はいつからいつまで?
代表的な春の山菜が採れる時期
- 2月~4月頃
- 3月~5月頃
- 4月~5月頃
- 4月~6月頃
- 4月~7月頃
- 5月~6月頃
つくし
カンゾウ・ふきのとう・ゼンマイ
ウルイ・セリ・タラの芽
コゴメ(青こごみ)・イッポンコゴミ(赤こごみ)・青みず・ウワバミソウ(赤みず)・コシアブラ
ワラビ
ミョウガの芽
山菜採りに必要な道具や適した服装
山菜採りは登山やピクニックとはまた違う、特殊な道具や適した服装を準備することが必要になってきます。
山菜採りに必要な道具
- 山菜採り用のナイフ・小型の鎌など
- 山菜を入れる袋やカゴ
- 虫よけスプレー
- 携帯電話や周辺機器など
- 熊よけの鈴やラジオ
山菜を採るのはもちろん、絡まったツルなどを切るのにも便利です。
キッチンバサミも重宝しますよ。
山菜を採った時にできる切り口がとがっていたり、中にはとげがついている物もあるので、袋は厚手で丈夫なものがいいでしょう。
リュックタイプだと両手が空くので動きやすいです。
しょいかごは通気性が良く、山菜が蒸れにくいので鮮度を保ちやすいですよ。
山にはいろんな虫やダニがたくさんいます。特にマダニはウイルスを媒介するので注意が必要です。
一緒に行った仲間とはぐれたり、遭難事故なども起こり得ます。
携帯電話やポータブル充電器は必ず持っておくようにしましょう。
防水ケースもあると、水気の多い場所や突然の雨でも安心です。
音を発していれば熊は近づいてこないそうです。
複数人で行ったときは、各自が鈴を持っていれば、はぐれたときなどにも便利ですよ。
山菜採りに適した服装
- 長袖・長ズボン・ツナギ
- 軍手・帽子
- トレッキングシューズ・登山靴
植物に触れるとかぶれたりする物もありますし、虫やけがを防ぐこともできます。
袖口や首周りが空いていないものを選びましょう。
また、急な天気の変化にも対応できるようにウインドブレーカーやジャンパーなどを持っておくと安心です。
普通の登山と違って服は傷みやすいので、丈夫な生地のものがおススメです。
けがや日よけのためにもなるべく露出は避けましょう。
虫よけネット付きの帽子も便利ですよ。
山登りに適した靴を選びましょう。湿地や水気の多いところは長靴が便利です。
スパイク付きのものだと滑りにくくて安全ですね。
黒い服や甘い香りのする香水は、蜂を引き寄せるので避けた方がいいですよ。
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さいごに
山菜は見た目が似ていても種類が違う物がたくさんあり、中には毒性を持つものもあります。
豊富な知識と経験が必要なので、事前にしっかりと下調べをし、山菜に詳しい人と一緒に行くことをお勧めします。
また、山林には必ず所有者がいるので『関係者以外立ち入り禁止』などの看板がないかどうか、きちんと確認をしてから入るようにしてくださいね。