ジャムや漬物、お菓子やパスタの保存容器として保存瓶は大活躍しますが、保存瓶の沸騰消毒方法を知っていますか?
保存瓶を清潔に使うにはどうしたらいいか、やり方がわからないなんて方も多いのではないでしょうか?
ガラスなので沸騰消毒したら割れないか不安という方もいらっしゃいますよね?!
特に100円均の保存瓶は安いので沸騰消毒しても大丈夫なのか?やり方や時間は?など疑問に思っていませんか?
そこで今回は『保存瓶は沸騰消毒方法は?100均の沸騰消毒のやり方と時間について』についてご紹介します。
100均の保存瓶で沸騰消毒が怖い理由とは?
保存瓶の沸騰消毒することを躊躇している人が多い理由は、瓶を沸騰させると割れるのではないかという不安があるからです。
実は、沸騰消毒しても保存瓶そのものが割れることはありません。
沸騰消毒で瓶が割れる原因の一つは、温度差によって膨張や歪みが生じてしまうからです。
沸騰消毒したアツアツの瓶を冷たい水に入れることで保存瓶が膨張し、ヒビが入ることで割れてしまいます。
そしてもう一つは保存瓶自体に傷やヒビがあり、その部分が膨張し割れることでした。
100均の保存瓶は安いので質が不安になるかもしれませんが、セリアは国産の保存瓶が多いので気になる方はセリアで購入してみて下さい。
それでも不安な方は耐熱ガラスでできた保存瓶を選んで購入すればなお安心できるのではないでしょうか。
保存瓶を沸騰消毒するやり方で効果はあるのか?沸騰時間は?
保存瓶に食べ物を入れる場合菌の繁殖が不安になります。特にジャムや漬物を保存する場合、長期的に使用するので菌の繁殖はとても心配なのではないでしょうか?
100度の温度で沸騰消毒した場合、5分以上で細菌やウイルスは死滅すると言われています。
100度以下の場合は、例えば75度の場合は15分と温度を下げた分長く沸騰させる必要があります。
そして沸騰消毒した保存瓶を布巾を使わずに乾燥させることがとても重要です。
布巾は菌が繁殖しやすいので、沸騰消毒して清潔にした保存瓶を布巾で拭いては菌をこすりつけていることになります。
沸騰消毒した保存瓶は鍋から出した後、布巾で拭かず逆さまにして並べ余熱で乾燥させるようにしましょう。
保存瓶の沸騰消毒のやり方!
簡単な沸騰消毒のやり方です。
- ①保存瓶を洗剤で洗います。
- ②鍋に保存瓶を入れ、保存瓶が全て隠れるくらいまで水を入れます。保存瓶の蓋は入れないで下さい。
- ③鍋を強火にかけ沸騰するまで待ちます。
- ④沸騰して3分経ったら、保存瓶の蓋を入れましょう。保存瓶の蓋は熱に弱いものが多いので長時間沸騰消毒すると変形する恐れがあるので後から入れます。
- ⑤沸騰してから5分経過したらシリコン製の手袋かトングなどで保存瓶や蓋を鍋から取り出し、布巾の上に逆さまにして並べ乾燥させます。
保存瓶が大変熱くなるのでやけどには十分注意して下さい。
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まとめ
保存瓶の沸騰消毒を行っても保存瓶自体が割れることはありません。
ただし、保存瓶は温度差に弱いので沸騰消毒した後に水にさらしたり、熱湯にいきなり入れるとヒビが入る恐れがあります。
そして保存瓶自体に傷があってもヒビが入って割れることがあるので、保存瓶を購入する前に十分確認してから購入するようにしましょう。
沸騰消毒の最中に鍋と保存瓶がぶつかり合って傷つくことが怖い方は鍋の底に布巾を敷いてから保存瓶を入れて沸騰消毒させると保存瓶が傷つかず消毒することができます。
沸騰所毒の時間は100度の場合5分程度で温度によって菌が死滅する時間が違いますので温度に合わせて沸騰時間を調整するとより清潔になります。
沸騰消毒はとても簡単なやり方で、短時間でできるので是非やってみて下さい。
100均には可愛い柄や、おしゃれな形の保存瓶が沢山ありますのでお好みの保存瓶が見つかるかもしれませんよ!