赤ちゃんの肌は天使のようだとよく言われますが、実は肌トラブルが多いのはご存知ですか?特に夏生まれの赤ちゃんたちに多いのは、あせものトラブルです。
天使のような赤ちゃんの肌に、万が一あせもができてしまったら貴方はどうしますか?
今回は『赤ちゃんのあせもの治し方と対策。小児科と皮膚科はどっちに行ったら良い?』を悩めるママ達にご紹介します。
あせもは対策さえ心得ておけば防げる問題です。もし、あせもになってしまっても治し方さえコツを掴めば大丈夫。
あせもの原因とは
そもそもあせもとは何故できるのでしょうか?
赤ちゃんは大人と比べて平熱が異なるのはご存知ですか?
大人の平熱が36.5度なのに対して、新生児の平熱は36.5度から37.5度となります。
更に赤ちゃんは自分で体温調整をするどころか、暑いという事を言葉で表現することはできません。
また、汗が発生する場所である汗腺数は赤ちゃんと大人では同じ数だけ存在します。
つまり、小さな身体に大人と同じだけ汗腺数があればあせもになりやすいのは一目瞭然ですね。
あせもの治し方について
万が一あせもができてしまったら、以下の3つの方法を試してください。
患部を清潔にする
- 濡らしたガーゼや、赤ちゃんでも使用できるウェットティッシュなどでこまめに拭き取り、清潔な服に着替えさせる
温めのシャワー
- 赤ちゃんは体温調整ができないからと言って、必ずしも入浴させる必要はありません。
とくにこの暑い夏場の時期は温めのシャワーで充分です。赤ちゃんでも使用できる優しい成分の石鹸でよく汗を洗い流してあげましょう。
保湿
- シャワーを浴びたあとは必ず赤ちゃんでも使用できるオイルや、ミルクを使用して保湿も心がけるようにしましょう。
赤ちゃんと言えどもスキンケアを怠ってはいけません。とくに夏場は冷房で肌が乾燥しやすくなっているので、しっかりお風呂上がりは優しい成分の保湿剤でケアしてあげてください。
病院を受診する場合
あまりにも、あせもが酷くなってしまったら自己判断せずに病院に行きましょう。その時に問題となるのが、小児科と皮膚科のどちらを受診するかです。
小児科と皮膚科の違い
小児科とは
小児科とは簡単に言うと『子供の病気の専門家』
子供は大人と身体の仕組みが異なるため、子供の専門知識を持った医師でなければ見抜けない病気がたくさんあります。
また子供専門の薬を扱い、子供専門の治療をおこなってくれます。
比較的、皮膚科の先生が処方してくれる薬よりも、弱いものを出してくれます。
そのため、小児科で貰う薬だと中々治りづらい時があったので、私は肌のトラブルに関しては皮膚科の先生に診て貰うようにしています。
皮膚科とは
その名の通り、『皮膚専門の疾患を大人から子供まで幅広く扱います』
皮膚に関するアトピー等も皮膚科では治療してくれます。小児科で処方して貰った薬で中々良くならない時は、皮膚科をオススメします。
小児科より少し強めの塗り薬を出してくれるので、短期間で治ることが多いです。
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まとめ
赤ちゃんのあせもとは、どんなママでもぶつかるトラブルです。
日頃からスキンケアをしっかりして未然に防ぐのはもちろんのことですが、もしあせもが発症してしまっても、焦ることはなく、まずは肌を清潔に保ちましょう。
そして自己判断で解決するのではなく、専門知識を携えた、小児科や皮膚科を受診し、赤ちゃんの肌を守りましょう。