季節や気温に合わせて洋服を選びますよね?衣替えしていますか?
最近ではクローゼットに季節ごとに分けて洋服をかけていればいい方で、全ての洋服をかけたまま収納しているなんて人もいるのではないでしょうか?
しかし衣替えにもきちんと時期と意味があり、衣替えをすることでより洋服を大切に感じることができるようになります。
そしてどんどん増え続ける子どもの洋服・・・
特に0歳から1歳、2歳の子どもの成長は早く、服のサイズが60~70だったものが1年で80や90を着ることになるので片付けるにも苦労していませんか?
子ども服の衣替えは量も種類も多くて無理!と感じている方にも簡単に片付ける方法がありました!
できるだけお金をかけずに整理してみませんか!?
そこで今回は『衣替えの意味、時期、子ども服を整理するコツを紹介します』についてご紹介します!
衣替えの時期とは?
衣替えは古来中国から伝わった風習になります。
日本では平安時代の宮中行事から始まったとされており、この時は衣替えではなく「更衣(こうい)」と呼ばれていました。
そして庶民の間では更衣ではなく、衣替えと呼ばれ広まったと言われています。
衣替えの時期は平安時代は4月1日と、10月1日に行われており現代とではだいぶ日にちが違っています。
明治時代になると役人、軍人、警察官に洋服の制服を着るように定められます。
そして、季節の考え方も太陽暦に変わったことで、夏と冬を月で分けるようになりました。
6月1日から夏、10月1日から冬と考えることで制服を使い分けたことが学生服にも広まり、現代に残っている文化のようです。
衣替えの意味は?
そもそも衣替えは服装そのものに意味があるのではなく、全体が同じ服装をすることで団結?まとまっていることを表したかったようです。
特に日本では周りと同じようにすることが昔は望まれていたので、現代のように個性を強調することはありませんでした。
全員が同じ服装をすることで強そうにみせたかったのかもしれません。
そして衣替えにはもう一つ意味があり、使わなくなった服と、使っている服、汚れている服や、小さくなった服がないかを点検する大切な意味があります。
これは洋服に汚れがあるのであれば洗濯し、綺麗にすることでまた来年使えるようになります。
そして小さくなってしまった服は、違う子どもに回したり、作り直すことでまた使えるようになります。
このように物を大切にする習慣が衣替えの意味として残っています。
子ども服の衣替え!
子ども、特に小さい赤ちゃんや幼稚園、保育園、小学生などの服はワンシーズンでサイズアウトしてしまいます。
どんどん増えていく子ども服はどうやって整理していますか?
タンスに押し込めたり、段ボールに入れていませんか?
きちんと整理しないと、箪笥の奥から見たこともない服が出て来たり、シワシワの洋服になってしまいますよ!
まず、子どもの洋服を全て出してみましょう。
部屋一面が洋服だらけになってしまうのではないでしょうか・・・
まず、今使っている箪笥に子どもが取り出しやすいよう洋服を分けて収納します。
入れる順番や場所は子どもと相談しながらやることで自分で洋服を出せるようになります。
そしてタンスには今使うものだけを入れましょう。
- ①靴下は左右を組み3等分又は2等分に畳みます
- ②上着は箪笥の幅に合わせて、畳んだ服が立つように畳みましょう
- ③ズボンも上着と同じようにサイズと畳んだものが立つように畳みます
- ④肌着は上着とは別に100均でケースや仕切るものを買いその大きさにサイズを合わせて畳みます
- ⑤パンツは100均で売っているショーツ入れを使うと丸めて立てて収納することができます
- ⑥パジャマも上着やズボンと同じように畳み収納します
このように畳んだ洋服を1段ずつにつき1種類、多くて3種類上から見て何が入っているか分かるようにして入れることがポイントです。
そして今着ない洋服ですが洋服収納ケースが100均やホームセンターで売られています。
できるだけ箪笥と同じ幅のものが畳み直すことをしなくていいのでオススメです。
これを使い、サイズごとに紐で軽く縛って上着、ズボンと分けて収納しましょう。
こうすると来年の衣替えで服が探しやすくなり、兄弟、姉妹で使いまわす場合もサイズが見つかりやすくなります。
汚れた服や、いらない服は衣替えの時に処分するようにしましょう。
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まとめ
衣替えには洋服を大切にする意味と、日本古来の協調性を重んじる風習が込められていました。
どんどん増えていく子ども服も衣替えにきちんと整理することで上手く収納することができます。
是非衣替えの時期に合わせてやってみて下さい。