照明についている豆電球。夜寝るときに当たり前のようにつけていませんか?
実はこの豆電球が、寝ている間に貴方を肥満体質にしている可能性があります。
早く寝ているのに何故か太る…肥満体質を試行錯誤改善しているのに上手くいかない…
小さな豆電球が原因で肥満体質になるのは悔しいですよね。
今回は『豆電球は太るって本当?!肥満体質を改善する方法とは!』をご紹介します。
豆電球をつけて寝ると太るの?
たとえ瞼を閉じていても、豆電球のわずかな明かりでも脳に届いてしまいます。
脳に光りが届くことで、催眠作用のあるメラトニンというホルモンの分泌量が減ってしまいます。
このメラトニンは夜間に分泌されるのが特徴のため、明るい光りがあると、メラトニンが分泌され目がさめてしまいます。
メラトニンの分泌量が減ると、必然的に睡眠が浅くなります。
そうすると、成長ホルモンが真っ暗な時と比べて出にくくなってしまいます。
成長ホルモンが減ると、今度は新陳代謝が悪くなってしまうため、中性脂肪が分解されずに太る結果となります。
そのため、豆電球をつけて寝るのと真っ暗な部屋で寝るのでは、2倍近くも太りやすい体質になってしまいます。
肥満体質に効く睡眠方法
寝るだけで痩せる…そんな夢のようなお話しなんて無いと思っていませんか?
実はあるんです。“ホルモンダイエット”という言葉はご存知でしょうか。
人はしっかり眠ると1日に300カロリーの脂肪を消費します。
更に、寝ている際に出るホルモンを有効利用することで、2ヶ月で1.5キロ〜5キロ痩せることが可能になります。
以下の物が肥満体質にアプローチしてくれるホルモンです。
ホルモンダイエット
- コルチゾール
- 成長ホルモン
- レプチン
- グレリン
別名「ストレスホルモン」と言われ、睡眠時はこのコルチゾールの分泌が下がります。
コルチゾールは基礎代謝を下げる効果があるとされているため、よく眠る人は、ストレスも減り、基礎代謝が上がります
成長ホルモンは22時〜2時の睡眠時に最も多く分泌されます。
この成長ホルモンは、筋肉を増やして体脂肪を減らす働きがあるため、ダイエットに繋がります。
食欲を抑える働きのあるホルモンです。
交感神経に働きかけ、肝臓や筋肉などにエネルギーを消費させる手伝いをします。
睡眠をしっかり取らないと、食欲を増加させるグレリンというホルモンが分泌されます。
このグレリンは、レプチンを減少させる働きがあるため、睡眠不足になると食欲が湧いて太る原因になります。
質の良い睡眠をとるための9ヶ条
ホルモンダイエットをするにあたり、質の良い睡眠が大前提となります。
以下の睡眠環境を整えることも、頭に入れておきましょう。
・毎日7時間半〜8時間の睡眠を取る
(脂肪燃焼効果が上がる)
・14時以降はカフェインを控える
(カフェインは睡眠を妨げる)
・寝る3時間前に御飯はもちろん、お酒は飲まない
(お酒を飲むことでアドレナリンの分泌が上がる)
・1日最低15分は日光浴する
(メラトニンを整えてくれる)
・寝る前のストレッチ
(リラックス効果もあり、新陳代謝が上がる)
・22時〜5時の間に寝る
(この時間は成長ホルモンが最も多く分泌される時間なので、アンチエイジングにも繋がる)
・たんぱく質をとる
(動物性たんぱく質と植物性たんぱく質をバランスよく摂ることで、成長ホルモンの分泌が増える)
・激しい運動をしない
(交感神経が刺激されてしまい、眠気が失せてしまう)
・就寝1時間前の湯船
(寝る前に湯船に浸かることで、血行がよくなり、寝つきが良くなる)
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まとめ
しかし、どうしても真っ暗な部屋では寝れない人もいますね。
無理して真っ暗な部屋で寝ようとするとストレスとなり、寝付きが悪くなってしまいます。
そんな人にオススメの寝方は、豆電球をつけるのではなく、足元にライトを置き、直接光りが目に入るのを防ぐのもオススメです。
また、豆電球をつけてもアイマスクを活用すれば、瞼を閉じても光りが脳に届く心配はありません。
睡眠は1日の三分の一を占めると言われています。
1日の疲れを取るためだけの睡眠ではなく、アンチエイジングやダイエットに繋がるのは嬉しいですね。