新年と共にやってくる“正月太り”。この言葉から連想するのはお餅ではありませんか⁈
お餅はご飯よりカロリーが高く、太るとよく耳にするかと思います。
では、本当にお餅はご飯よりカロリーが高いのでしょうか⁈実はご飯より太らないという事実があります。
せっかく清々しい気持ちで迎える新年だからこそ、正しい知識を頭に入れて、正月ならではのお餅を楽しみたくはないですか?
今回は、『餅のカロリーはご飯より低い?!餅は太らない?太らない食べ方を紹介!』をご紹介します。
お餅についての知識
お餅とはその名の通り、蒸したもち米を臼でついたものです。
昔からお祝い事に登場する縁起物の食材のひとつで、お正月に出る餅は、長く伸びて切れないことから、平安時代に健康と長寿を祈願した正月行事の一つといわれております。
現在では、西日本では丸餅、東日本では角餅が多く普及されています。
また栄養価も非常に優れており、ビタミンや米セラミドといった栄養素が豊富に含まれています。健康面でも高血圧を予防するカリウムや、疲労回復のビタミンB1が含まれています。
お餅のカロリーは?
餅は太るというイメージが先行していますが、実際のところはどうなんでしょうか。
市販で売られている、切り餅一個(54g)は127カロリー、丸餅一個(34g)は80カロリーなのに対して、ご飯一膳(150g)は250カロリーです。
つまり切り餅二個、或いは丸餅三個とご飯一膳はほぼ同じカロリーといえます。
ちなみに、お餅の主な主成分は炭水化物です。成人の一日に必須な炭水化物の量は、女性だと220g でお餅8個ぶんに相当します。男性は290gでお餅11個ぶんに相当すると言われております。
お餅の太らない食べ方
ではなぜ、餅は太るというイメージが先行しているのでしょうか。
それはトッピングが原因だからです‼︎
例えば、キナコをつけるとプラス20カロリー、アンコの場合にはプラス50カロリーと、味付けでカロリーが高くなることが見受けられます。
しかし、太らないトッピングを使用すれば腹持ちもよく、なんならダイエットにも効く食材ともいえます。
オススメのトッピングは以下のとおりです。
おすすめのトッピング
- 食物繊維と共に食べる
- ミネラルと共に食べる
- 納豆と共に食べる
餅は食物繊維と食べることにより脂肪の吸収を抑えます。
例えばお雑煮は野菜がたっぷり入っているので食物繊維も豊富となり、食後の体温も上がりエネルギーを消費しやすくなります。
また大根おろしとポン酢で食べるのもオススメです。
磯辺焼きは一番王道の食べ方ですよね。
ノリの大サイズは1カロリーと少なく、ビタミンやミネラルが豊富です。
更に食物繊維も豊富のため、糖質のきゅうを緩やかにする働きがあります。
納豆特有の粘りと餅の粘りで必然的に噛む回数が増えます。
噛む回数が増えることで脳に刺激がいき、自然と満腹になります。
更に納豆には糖質をエネルギーに変えてくれる要素もあるので、カロリーを気にしている人にはオススメのトッピングです。
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まとめ
餅は炭水化物です。
炭水化物とは三大栄養素の一つで、人間が生きていくうえで必要な栄養素です。
炭水化物をとらないと、脳に栄養がいかずに低血糖になるおそれがあります。
さらに、もち米には胃を温める効果もあり、冬場には食べるべき一品といえるでしょう。
お餅は、お米と同じで炭水化物なので、どうしても太るというイメージが根付いてしまいがちですが、実は栄養満点の腹持ちのよい食材といえます。
そして古来から伝わる縁起物の食材なので、なんだか新年早々ご利益がありそうですね。
あまりカロリーのことは気にせずに、トッピングを工夫しながら、新年のご馳走をご家族で楽しんでみてはいかがでしょうか?