余った年賀状を有効活用したいけど、どうしたら良いのか、知らない方も多いかと思います。
せっかく買ったのに余ってしまった年賀状、おうちのどこかに眠っていませんか?
未使用なのにもうなんにも使えない年賀状を、なんとか有効利用する方法はないでしょうか。
できれば換金したいけど、他の何かに交換してもいいし、寄付してささやかな社会貢献もいいかも…。
年賀状の換金や交換にはそれぞれ細かい決まりや期限があり、事前にしっかりチェックしておく必要があります。
今回は『余った年賀状を有効活用したい!換金、交換はいつまでOK?寄付は出来る?』について紹介します。
寄付を受け付けている団体もいくつかピックアップしてみましたので、参考にしてみてくださいね。
年賀状はどんなものに交換できる?期限はある?
余った年賀状や書き損じた年賀状は、郵便局の窓口で交換できます。
前年、前々年のものなど過去の未投函年賀状も交換可です。
ただし、無期限で交換できるものと期限付きのものがありますのでご注意ください。
無期限で交換できるもの
- 通常切手
(82円、50円その他のごく一般的な切手) - くじ番号の付いていない、一般的な郵便はがき
(無地、絵入りはがき、広告付きはがき) - 郵便書簡(ミニレター)
- 特定封筒(レターパック)
期限付きで交換できるもの
- くじ引き番号付き郵便はがき(年賀はがき、かもめーる等)
余った年賀はがきを夏まで置いておいて、かもめーるに交換することもできます。
また、1年間寝かせておいて翌年の年賀はがきに交換することもできます。
ただしいつでも交換できるわけではなく、目的のはがきの販売期間中に交換に行かなければいけないということです。
手数料が必要な場合と、手数料なしで交換できる場合があります
何に交換してもらうかに関わらず、通常は年賀状1枚につき5円の手数料が必要です。
しかし年賀はがきを買ったけれど、近親者の不幸により年賀状を出せなくなった場合は、手数料無料で通常切手、郵便はがき、郵便書簡、特定封筒と交換できます。
ただしその年度の年賀はがき販売期間中に限ります。年賀はがきの販売期間は例年10月末頃~翌年1月10日頃まで(年度により多少の変動がありますので、ご確認ください。)です。
この場合、交換方法が他とは少し違いますのでご注意ください。
交換方法
無料交換期間は、お手持ちのお年玉付き郵便はがき等の販売開始日から販売期間終了日までです。
簡易局を除くすべての郵便局で可能です。
服喪であることをお申し出いただき、窓口に備え付けの請求書に請求される方の住所、氏名および亡くなられた方との続柄等をご記入ください。
出典:日本郵便
年賀状を欠礼はがきに交換してもらえば、喪中のご挨拶に使うことができますね。
換金できる?
郵便局では、年賀状の換金はできません。
はがきや切手はいらないから、現金に替えたいという場合は金券ショップに持ち込む方法が一般的です。
はがき1枚あたりの換金率はショップによって違いますので、店頭でご確認ください。
寄付するには?
一部のNPO法人や慈善団体では、余ったり書き損じた年賀状による寄付を受け付けています。
以下にご紹介するのはそんな団体のごく一例です。
☆ アムネスティインターナショナル
☆ 日本ユネスコ協会連盟
上記の団体いずれも、お勧めというわけではありません。
ご自身で判断し、納得の上で寄付して頂ければと思います。
他にも様々な団体が余った年賀状による寄付を募っています。
ネット検索でたくさん見つけられますので、ご興味のある方は探してみられてはいかがでしょうか。
学校の活動の一環として、ベルマークや古切手と共に余った年賀状を集めている小、中、高校もあるようです。
その他の有効利用方法は?
余った年賀状は、年賀状のシーズンが終わっても普通の郵便はがきとして使えます。
その際、はがきに印刷された「年賀」の文字は、必ず二重線で消しておいてください。
ですがいかにも余り物を使いまわしましたという感じがして、知り合いや友人などには使いづらいですね。
いらない年賀状はテレビ番組やラジオ版組、雑誌等のリクエストや懸賞応募に使用するのが無難です。
今どきはネットで応募できるものも多いですが、はがきで応募できる懸賞もまだまだたくさん存在します。
テレビ局や雑誌社に届く応募はがきは、毎年1月以降にどっと増えるそうです。
やはりみなさん考えることは同じなのかも?
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余った官製年賀状は、古いものでも充分再利用できます。
ご自分に合った方法で、有効に活用してみてくださいね。