妊娠中の海外旅行や国内旅行は大丈夫?国内3つ海外4つの行動に注意しましょう

be_extra_cautious_while_traveling_image_title_1fctl

妊娠中でも旅行を楽しみたい!海外や、国内旅行に行きたいけど、大丈夫なのでしょうか?

国内、海外どちらにも言えることですが、妊娠中の旅行は、平常時の旅行よりも体に負担がかかります。

そこで妊娠中の旅行を安全に楽しむために、注意していただきたい行動について、国内旅行、海外旅行別にリストアップしました。

『妊娠中の海外旅行や国内旅行は大丈夫?国内3つ海外4つの行動に注意しましょう』を参考にしていただき、安全に素敵な時間を過ごしてくださいね。

妊娠中の国内旅行で気をつけたい行動は、この3つ

その1 妊娠中に「多分大丈夫だろう」は絶対禁物

旅行に行くなら16週目以降の安定期に入ってから、とよく言われます。安定期に入れば流産の危険性がかなり下がるからというのがその理由です。

ですが安定期だから安心、というわけではありません

旅行の計画を立てる前に、医師としっかり相談し、少しでも不安があるなら旅行はもう少し待ちましょう。

一番大切なのは、お腹の赤ちゃんとあなたの安全なのですから。

その2 スケジュールは緩めに、実行は臨機応変に

長時間の移動や、普段とあまりにも異なる環境で過ごすのは負担が大きいものです。

できることなら、なるべく移動時間が短く、気温や風土に変化の少ない場所への旅行を計画してください。

体力に自信がある人でも、妊娠中は疲れやすくなっています。

あそこも行きたい、これも体験したいとプランを詰め込まず、時間の余裕があり過ぎるくらい緩めのスケジュールを立てましょう

旅行途中で、これはちょっと無理だなと感じたら、臨機応変に計画を変更しましょう。

その3 準備は慎重に、移動は身軽に

旅行中の万一の事態に備えるため、母子手帳と保険証は必携です。

薬を処方されている場合は、お薬手帳も忘れずに。

妊娠中の国内旅行に、あると助かるグッズあれこれ

  • 足の疲れ、むくみ対策グッス
  • 移動中は座りっぱなし、観光中は立ちっぱなし、歩きっぱなしと、妊婦さんにとって旅行はハードなものです。

    足や腰が痛くなったり、むくんだりしがちです。

    湿布薬マッサージジェルむくみ防止ソックスなどを準備して、寝る前にケアすると翌日がラクになります。

    事前に医師に相談して、妊婦さんが使用しても問題ないものを購入してください

  • 自分専用ナイトウェア、室内履き
  • ホテルや旅館には、マタニティ用のナイトウェアを常備しているところはほとんどありません。

    旅館のスリッパも脱げやすいので、できれば足にフィットする室内履きを持って行くと歩きやすくて安全です。

  • 着替えは多めに
  • 思わぬことで汚れてしまうこともあるので、下着の替えは多めに、移動中でもすぐ取り出せるようにしておきましょう。

    パンティライナーを使用している方は、普段より多めにポーチに入れておいてください。

    脱ぎ着のしやすいカーディガンなどもあると体温調整がしやすいです。

  • 身軽に移動できるバッグを
  • 上記のように、妊娠中の旅行はどうしても荷物が多くなりがちです。

    少しでも楽に安全に移動できるよう、転がして運べるキャリーバッグや、両手が自由になるリュックを用意できるといいですね。

    貴重品を入れるには、ウエストポーチ斜めがけバッグが便利です。

妊娠をきっかけに、シャンプーやリンスの成分にこだわるようになったという声もよく聞かれます。

旅館やホテルに備え付けのシャンプー、リンス、ボディソープの香りや成分が気になると言う方は、普段使っているものをミニボトルに詰めて持参すると、安心できますね。

【スポンサーリンク】

海外旅行で気をつけたいこと4つ

経過が順調で体調もよく、医師のOKがあれば妊娠中も海外旅行を楽しめます。

海外では日本の保険証は使えませんが、自宅から空港までの往復時の万一に備えて、母子手帳と共にかばんに入れておきましょう。

基本的な準備、心構えは国内旅行とほぼ同じです。

ですが海外ならではの注意点もあります。

海外旅行に行くなら、気をつけたいこと4つ

  • 現地の情報を入手しておく
  • 欧米や南半球などの遠い国はもちろんですが、韓国や台湾など近い国でも外国は外国です。

    衛生観念や治安、常識やマナー、味覚など日本とは全く違う点が大変多いことを心得ておいてください。

    不自由を楽しむのも海外旅行の醍醐味、という考えもありますが、妊娠中に冒険は絶対禁物です。

  • 日本語で相談できる人がいるかどうかをチェック
  • 飛行機で移動する場合は、気圧の変化や振動のせいで、気分が悪くなったりお腹の張りを感じたりすることがあります。

    食事が合わなかったり、時差や気候の違いで体調を崩してしまうこともありえます。

    現地で体調不良になった場合、滞在先のホテルやツアー会社の現地オフィスに

    日本語で対応してくれるスタッフがいるか

    すぐ医療機関に連絡を取ってもらえるのか

    を、旅行計画を立てる時点で確認をしておきましょう。

  • <クレジットカードは国際的に知名度の高いものを
  • 先進国では買い物やサービスの代金はもちろん、医療費もクレジットカードで支払える場合が多いです。

    国際的に知名度と信用度の高いVISA、MASTER、AMERICAN EXPRESSなら、海外のほとんどの国や施設で使えます。

    JCBは、海外では日本ほどの知名度はありません。国によっては使いにくいかも知れません。

    手持ちのカードがJCBなら、上記3社のうちのいずれかのカードを1枚か2枚合わせて持っていると安心です。

  • ウェットティッシュが重宝します。
  • 日本の飲食店では当たり前に出てくるおしぼりが、海外の飲食店で出てくることはほとんどありません。

    移動や観光の途中で手を洗いたいと思っても、なかなか洗面所が見つからなかったり、いちいち小銭を払わなければいけないことも。

    衛生に特に気をつけたい妊娠中には、ちょっとつらい環境かもしれません。

    そんなときサッと取り出せて手を拭けるウェットティッシュがあると、本当に助かります。

関連記事はこちらからご覧ください

妊婦の運転はいつまで可能?シートベルトはどうしてる?

妊婦はアロエヨーグルトを食べたらダメ?アロエがNGな理由とは?

妊娠中に足がムズムズ!『むずむず脚症候群』ってなに?

妊娠中の胸焼け胃もたれ解消法は?食べてOKなモノでつわりを乗り切ろう

生まれてから1歳までの5つのお祝い事や、行事(意味)について

妊婦中に水疱瘡に!胎児への影響は?危険性と予防について

心配しすぎず、油断しすぎず旅行を楽しんで

気を付けることが多くて面倒だな、と思われたかもしれません。
ですが一番大切なのはあなたとお腹の赤ちゃんの安全だということを忘れずに。
周到な準備と慎重な行動で、旅行を楽しんでくださいね。

【スポンサーリンク】

こちらの記事も一緒に読まれています

サブコンテンツ

このページの先頭へ