妊婦が牛乳を飲んだら子供のアレルギーに影響は?摂取量の目安は?

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妊婦中は何かと食事に気をつけなければならないので大変ですね。妊娠中、特に子供に影響が出そうな牛乳は大丈夫なのでしょうか?

毎日当たり前のように飲んでいた牛乳も、妊婦になった途端にアレルギーが気になったり、摂取量も意識したりしませんか?

妊婦さんの食事の悩みはいつの時代でも付き物です。お腹の中にいる我が子を守れるのはママだけです。

不要な知識に惑わされずに正しい知識をつけ、ストレスフリーなマタニティライフにしましょう。

今回は『妊婦が牛乳を飲んだら子供のアレルギーに影響は?摂取量の目安は?』をお届けします。

妊婦とアレルギーについて

皆さんは3大アレルゲンをご存知ですか?

その3つとは卵、大豆、そして今回のテーマである牛乳です‼︎

昔はこの3大アレルゲンを妊娠中に食べると、お腹の中にいる胎児がアレルギー体質になると言われていました。

では本当にアレルギー体質になってしまうのでしょうか?

答えは真っ赤な嘘です。

もちろん、母親自身が牛乳アレルギーを持っていた場合は気をつけなければなりません。

しかし、胎盤が完成していない妊娠初期は、食べた物は直接お腹の赤ちゃんに届く事はないので全く気にする必要はありません。

妊娠後期の場合は、胎児のアレルギー抗体が作られる時期なので、アレルギー体質を持っている親は摂取量に注意が必要となります。

また両親のみならず、兄弟や親族に特定の食品アレルギーがある場合は、妊娠後期の過剰摂取は避けるべきと言われます。

摂取量の目安

妊娠中は葉酸や鉄分の他に、カルシウムもとても必要な栄養素になります。

牛乳にはカルシウムの他に、マグネシウムが豊富に含まれているので、悪阻で栄養バランスが崩れがちなママは積極的に摂取しましょう。

成人の場合、1日に必要なカルシウムの量は600mgとされていますが、妊娠中は900mg必要になります。

これは1日200mlのコップ一杯分に相当します。

ここで注意しなければいけないのが、先にも述べましたが、摂取量を守ること‼︎

牛乳は栄養価が高いぶん高カロリーな飲み物です。

飲みすぎは体重増加に繋がり、母体や出産時にも悪影響を及ぼします。

更に過剰摂取は子宮内感作も引き起こす可能性があります。

1日コップ一杯を目安に、上手にカルシウムを取りましょう。

万が一、カルシウム不足になってしまうと以下のような問題があります。

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【妊婦のカルシウム不足】
→妊婦が更年期に達した場合、骨粗鬆症になる可能性が高まる

【胎児のカルシウム不足】
→骨格を形成できず、鼻が低くなったり、身長が小さく育つといった欠損症になる可能性がある

アレルギーの還伝

  • 両親にアレルギー体質がある
  • ほぼ赤ちゃんに還伝してしまう可能性あり。
    片方だけがアレルギー体質でも、かなりの高い確率で還伝する

  • 隔世遺伝
  • 両親にアレルギー体質がなくても、祖父母にアレルギー体質がある場合、胎児が体質を受け継ぐ可能性が高い

  • 素因
  • 兄弟や姉妹が少ない家系では、アレルギー場合みつかりにくいが、胎児だけがアレルギー体質になることもある

ここで念頭に置いてほしいのは、アレルギー体質を自身の子供に受け継いだとしても、発症するとは限らないということです。

子供のうちはアレルギー体質でも、大人になっていく段階で、自然に治る事も多くあります。

つまり、体質と発症は別問題ということです。

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まとめ

3大アレルゲンの他にも妊娠中に気をつけなければならない食材は多くあります。

全ての食材に通して言えることは、食べてはいかないのではなく、摂取量を守ることです‼︎

これは妊娠していなくても言えることで、特定の食材を食べすぎることは健康に悪影響を及ぼします。

食生活に気を取られて、ストレスを感じるのではなく、それぞれの摂取量を守り、食事を楽しみましょう。

また、どうしても気になるようでしたら、加熱することをお勧めします。

アレルギー物質とは、加熱することで大幅にアレルゲン作用が弱まります。

体質を持っていて、心配な方は一手間かけて加熱調理をしてみてください。

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