毎日の授乳やオムツ替え…大変な日々を過ごしているママにとって、添い乳はとても有難い手段。
そんな添い乳にも一つ引っかかる悩みがありますよね。
虫歯…それは親として絶対に死守したい課題の一つではないでしょうか?
添い乳が虫歯の原因になるから、そろそろ卒乳を…と考え始めているママも少なくないはず。
ママと赤ちゃんにとっても楽でリラックスできる方法の一つである添い乳を、あやふやな知識だけで辞めてしまうのは待ってください。
歯は一生物の財産…昔からそんな風に言われているからこそ、親として子供の歯は守りたいものです。
虫歯の原因となる知識をここでつけてみませんか?
今回は『添い乳は虫歯の原因になるの!?添い乳でも虫歯にならない方法とは』をご紹介します。
虫歯の原因
皆さん、産まれたての赤ちゃんの口の中にどれくらいの虫歯菌があるかご存知ですか?
答えはゼロです‼︎
虫歯菌はおろか、いかなる菌も存在してないんですよ。
では、どこから虫歯菌がやってくるのか…
悲しいかな、感染源の多くは母親など育児に携わる家族のお箸や、スプーンの使い回し、スキンシップの一つであるキスが原因で感染します。
もちろん生活環境や、子供によって体質は違うので一概には言えませんが、寝ている時はとくに、自浄作用のある唾液が減り、口腔内が乾きやすいので、起きている時に比べて虫歯になりやすいのも事実です。
そんな虫歯菌が赤ちゃんの口の中に定着するのは、生後約19ヶ月から36ヶ月の間。
つまり、乳歯が生え始める頃から生え揃うまでです。
この時期に虫歯菌に晒されなければ、虫歯ゼロの第一歩となります。
虫歯を防ぐポイント
- 添い乳して寝る前には一度口の中をガーゼ等で拭う
- 3歳まではお菓子やジュースをさける
- 添い乳が終わったら水分を含ませたガーゼで菌を拭く習慣をつける
添い乳と虫歯の関係
母乳に含まれている乳糖が虫歯の原因だ‼︎と一部では言われておりますが、それは真っ赤な嘘です。
ではなぜ虫歯になるのか…それは離乳食やジュース等を飲んだ後にそのまま添い乳をするからです。
離乳食が始まると口の中に食べ物のカスが残りやすくなります。
そのまま添い乳をすると、歯磨きをする前に眠ってしまう事と同じなので、虫歯菌が繁殖をして、その結果虫歯になってしまいます。
つまり、添い乳が虫歯の直接的な原因になるのではなく、離乳食の後に歯磨きをしないで添い乳をするから虫歯に繋がるという事です。
また、食事のリズムも虫歯の原因の一つです。
日中や夜など一日のうちに何度も添い乳をすると、ダラダラの授乳週間がつきます。
つまり食べる時と食べない時のメリハリがつかなくなり、食事のリズムが狂う事により虫歯になる確率をあげてしまいます。
赤ちゃんの歯磨き
虫歯を防ぐにはどおすれば良いのか。答えは簡単です。歯磨きをしましょう。
とはいっても赤ちゃんの歯磨きとは至難の技。多くのママが苦戦してます。
しかし、歯磨きの習慣をつけなければ虫歯は必然的におきてしまいます。
ではなぜ赤ちゃんは歯磨きが嫌いなのでしょうか。そもそも赤ちゃんは口を開けることを本能的に拒否するそうです。
そのため、遊びの中に歯磨きを取り入れることにより、楽しい気持ちでブラッシングを覚えてもらいます。
まずは試しに、だいたい下の前歯が生え出す生後間6ヶ月くらいから歯ブラシの形をしたおもちゃを咥えさせてみてください。
自分の口の中に入れて遊ぶようになったら、自然と歯ブラシを口の中に入れる習慣がつきます。
機嫌が良い時を見計らい仰向けにして歯ブラシを口の中で動かしてみましょう。
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まとめ
添い乳で赤ちゃんが虫歯になることはありません。
月齢や飲食物などに合わせてしっかりデンタルケアをして、口内環境を整えましょう。
また、母乳に含まれる乳糖は虫歯の直接的な原因にはなりませんが、添い乳は虫歯のリスクが高くなるということを念頭におきましょう。
乳歯が虫歯になってしまうと、永久歯にも影響がおきます。可愛い我が子の歯を守るのは親の責任です。
まずは始めの第一歩。小さな乳歯を守ってあげてください。