5月の第2日曜日は『母の日』。
いつもは照れくさくて面と向かって言えない感謝の気持ちも、この日ならプレゼントと一緒に伝えることができそうですね。
ところで、母の日はどこで、いつから始まったものなのでしょう。
母の日のプレゼントといって、真っ先に思いつくのがカーネーションですが、どうしてそれが定着したのか知っていますか?
今年はお花以外にも何かプレゼントをしたいけど、何を贈ったらいいのかな・・・なんて悩んでいる方も多いでしょう。
今回は『母の日の由来は?いつから始まった?プレゼントに最適なものは?』をお届けします。
母の日の由来は?
古代ヨーロッパの説
古くは古代ギリシア時代に、リーアという神々の母に感謝の気持ちをこめて春祭りを行っていたことが母の日の始まりだという説があります。
また、17世紀のイギリスでは、イースター40日前の日曜日に『マザーズ・サンデー』という日を設け、出稼ぎ労働者が里帰りをして母親と一緒に過ごせるようにしていた、という説もあります。
しかし、どちらもあまり確実ではないようです。
アメリカの説
一番有力とされているのが、今から100年以上前、アメリカのウエスト・バージニア州に住んでいたアンナ・ジャービスという女性のエピソードです。
アンナさんの母親アン・ジャービスさんは、生前『Mothers Day Work Club』というボランティア団体を発足し、地域の医療・衛生環境改善のために貢献していました。
その団体が注目されるようになったのは、南北戦争の時です。
アンさんのボランティア団体は、けがや病気で苦しむ両軍の兵士たちへ温かい手を差し伸べ、非常に喜ばれました。
戦争後もアンさんんは、子どもたちへの教育支援や平和活動などを続け、1905年5月9日に永眠しました。
娘のアンナさんは、偉大な母アンさんを尊敬し、『母親のための祝日』を制定しようと運動を行いました。
アメリカ全土に賛同者が広がり、ついにアメリカ政府は5月の第2日曜日を『母の日』と定める法律を可決したのです。
1915年にこの法律が施行されて、世界で初めての母の日が生まれました。
日本の母の日はいつから?
日本でも明治時代の終わりごろ、キリスト教の間で母の日のお祝いがされていました。
その後、当時の皇后誕生日である3月6日を母の日としていましたが、戦後はアメリカの影響を受けて、現在の5月第2日曜日へと変更されたそうです。
母の日のプレゼントに最適なものは?
なぜ母の日にカーネーション?
母の日の由来で紹介したアメリカのアンナさんは、亡くなった母親のために追悼会を開きました。その時、白いカーネーションを飾り、参列者へ配ったのが始まりだということです。
その後、健在な母親へは赤いカーネーション、亡くなった母親へは白いカーネーションを贈る習慣ができましたが、母親がいない子どもなどへの配慮から、赤いカーネーションを送るのが一般的となったんですよ。
カーネーション以外のおすすめプレゼント
喜ばれるプレゼント
- エコバッグ
- オリジナルのラベルを付つけたお酒
- 旅行券
- お財布
- 手料理
最近はスーパーのレジ袋も有料だったりしますよね。環境保護のためにも、エコバッグはお母さんたちの必須アイテムです。
お酒好きのお母さんへ。名前や感謝の気持ちを入れたオリジナルラベルを付けたワインなどはいかがでしょう。
ちょっとリッチな贈り物を考えているならこれがおススメ!ペアでプレゼントして、お父さんと一緒にゆっくり旅行に行ってもらうのもいいかもしれません。
毎日使うのでとても実用的!
毎日とても忙しいお母さんをたまには休ませてあげましょう。
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さいごに
母の日が誕生したきっかけは、母親を思う娘の気持ちからだったんですね。
今年の母の日には何を贈るか決めましたか?
プレゼントには感謝の気持ちを綴ったメッセージカードやお手紙を添えると、さらに喜ばれますよ。
母の日だけでなく、普段からいつもお母さんへ感謝の気持ちを忘れないことが大切ですね。