あ…。見かけると心臓がドクンと鳴り、一瞬足が止まってしまう…そんな相手、いますよね。
人とは相性があるわけですが、それが合わないと非常に不快な思いをします。
だけど、若い時のように避けるわけにはいかない。なぜなら可愛い我が子のため。
とは言え、やっぱり苦手なのは変わらないですよね。
『苦手な人、相性が合わない人との付き合い方のコツとは?』の中に、上手にやり過ごせるように、ちょっとしたコツをまとめてみました。
大丈夫。うまくやれます。だって大人だもん。
苦手な人
≪苦手な人とは≫という定義で調べると、すごく難しいことがたくさん書かれています。
苦手な人とは
- 自分の主観で判断している相手
- 自分自身の嫌悪感の投影
【自分の主観で判断している相手】
自分が何が好きで、何が嫌いか、それを相手に見せつけていることが≪苦手な人≫という存在を作っていることになるのだそう。
【自分自身の嫌悪感の投影】
自分自身の中に、自分が嫌いな部分があり、それが相手に見えたときに≪苦手な人≫と認識するのだそう。
自分が嫌いな部分を直そうと努力しているのに、それを当たり前にやっている相手を見ると嫌悪感を抱くようです。
確かに、そうかもしれません。
心理学的にとか、脳の構造上とか、そういうくくりで言葉にして説明してもらうとそうなるのは理解できます。
でも、そういうことじゃないですよね。
だって、苦手な人や相性の合わない人との『付き合い方のコツ』が知りたいのです。
それはもう、相手を思いやっていると捉えていいのではないでしょうか。
苦手な人に対してどうしてる?
今現在、苦手な人とどんな付き合い方をしているでしょうか。
苦手な人にしてしまっていること
- 避ける
- 顔に出す
- 喧嘩する
【避ける】
これが一番楽ですよね。話を聞かなくて済むし、しなくて済むし。
でも避けられない場面で出くわしたら余計に対応出来なくなります。
【顔に出す】
出ちゃいますよね。苦手な人って、態度も言葉も苦手なんだもの。
だけどそれを見ているのは、あなたが大切にしたいと思っている友人だったりもするのです。
【喧嘩する】
カチンときて、つい言い返してしまう。よくあります。
でも苦手な人と思っている相手とやりあっている自分は、その人と同類と認識されます。
苦手な人にはこうしよう!
では、上手にやり過ごしている人は、≪苦手な人≫とどう接しているのでしょうか。
周りの人に気づかれない対応を
- 自分と苦手な人だけの世界じゃないと認識する。
誰かと向き合うということは、その人と自分だけの空間ができますよね。それが≪苦手な人≫だと尚更それが強くなります。
苦手な人の言動に傷ついたり、腹を立てたり。それが態度や顔に出ていることは、ほぼ間違いありません。
そのときのあなたを、周りの人は見ています
- あなたが仲良くしたいと思っている人、嫌われたくないと思っている人にもその状況を見られています。そして、それをあなたとの関係作りの判断材料にします。
日本のことわざには、面白いものがたくさんあります。
対人関係を指す、昔からあることわざ
- 弱い犬ほどよく吠える
- 口は災いの元
- 類は友を呼ぶ
昔から言われる、人に嫌がられることの多いことわざです。
【弱い犬ほどよく吠える】
自分に自信がない、怯えからくる攻撃のことです。
強く、自身のあるものは堂々としているものです。
【口は災いの元】
不用意な言動は、自分の首を絞めることが多い。
似たようなことわざで、【言いたいことは明日言え】というものもありますが、こちらも納得の言葉。
感情的になっているときに思ったことをすぐ口にすると、失言をし、醜態をさらすことになりやすいので、今は我慢したほうが身のためだ。という意味だそうです。
【類は友を呼ぶ】
似通った者同士は、自然と寄り集まって仲間を作る。
≪苦手な人≫と同等にやりあっていると、そのように認識されてしまいます。
このようなことわざは、世の中の人のほどんどが頭に入っていることでしょう。
≪苦手な人≫とのあなたの付き合い方をみて、自分がどう見られているか…と考えれば、答えが見えてきませんか?
苦手な人、相性の合わない人との付き合い方
以上のことから、苦手な人や相性の合わない人とも普通に接する。(普通に接しているように見せる。)ということが得策ではないかと思います。
自分が≪苦手な人≫にならないように気をつけて
- 苦手な人との付き合い方は、自分自身を守るためだけのためではありません。≪苦手な人≫といる、いわば苦行を強いられている時の自分を周りの人は見ています。
腹が立ったり、傷ついたり。≪苦手な人≫といるときの自分は、決して幸せな顔はしていないでしょう。
けれど、それを周りに悟られることで、周りの人はあなたを≪苦手な人≫と認識します。
いつ会っても変わらない人。これは最強だということを覚えておいてください。
一番自由に見えますが、やってみると本当に大変で、難しいことがわかると思います。
自分の負の感情をボロボロと外でこぼさないことで、自分自身の味方が増えて、余裕が出来ます。
余裕が出来ると自信を持てるようになり、小さなことが気にならなくなって行きます。
そうなった時に、今よりも≪苦手な人≫が減っていることに気が付くと思います。
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まとめ
自分の価値観を押し付けることが、苦手な人を作る原因。なんて言われていますが、それなら好きな人もそうなりますよね。
それぞれの人が、それぞれの価値観の中で生きているのが社会であって、それを直してもらうのも直すのも難しいと思います。
自分がどういう自分でいたいか。
それさえ曲がらなければ、うまく付き合うことって意外と簡単かもしれませんよ。