今年の冬は天候の関係で野菜が高騰しましたね。
中でもブロッコリーなどの野菜は特に高かった・・・・
実は今までブロッコリーはつぼみの部分しか食べていませんでした。
私のような方、とっても多いのでは?
理由は簡単!茎(くき)の食べ方を知らなかったから・・・
でも、今年はブロッコリーの値段が高騰し、高かったから茎も食べないともったいないな・・・と感じるようになりました。
そこでブロッコリー農家をしている叔父に茎は食べれるか聞いた所、なんと食べれるそうです!
しかも茎にはつぼみよりも栄養が豊富で、つぼみよりも美味しいと言うではありませんか!!
ビックリしましたが、ブロッコリー農家の間では常識だったようで、つぼみよりも茎好きの方が多いとのことです。
早速ブロッコリーの茎を食べてみたい、でもどこまで食べれる?
そこで今回は『ブロッコリーの茎はどこまで食べられる?茎には栄養がすごいって本当?』についてご紹介します!
ブロッコリーの茎はどこまで食べれる?
ブロッコリーの茎は、一番下の部分は収穫する際に切ったものですので、切り口が乾燥してしまい食べることができません。
一番下を少し切り落とし、それから茎を見ると真ん中に白い線が円状に入っています。
白い線の内側は柔らかくてお味噌汁や、グラタン、炒め物、ぎょうざ、サラダなどにするととても美味しいです。
白い線の外側は繊維が多くて硬いので、線の内側まで皮を剥いてから茹でて使用します。
剥いた皮は細くきることで繊維を絶つことができますので、きんぴらなどの歯ごたえがあるものに適しています。
つぼみに近い茎は柔らかいので皮を剥かずそのまま料理して大丈夫です。
ブロッコリー農家の方は茎の皮を剥いて中身を薄切りにし、かき揚げにして食べるのが一番と言っていました。
ブロッコリーの茎の栄養とは?
ブロッコリーにはビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、カリウムなどが含まれています。
茎にはつぼみを咲かせるための栄養が沢山詰まっているので、ビタミンCやビタミンAはつぼみよりも多いです。
どれくらい多いかと言うとみかんの4倍近くと言えば分かっていただけるでしょうか?
ミカンにはビタミンCが100gあたり25~30g含まれていますが、ブロッコリーの茎にはその4倍近くの95gが含まれています。
ビタミンにはシミやシワの改善でもある美肌効果が高いことで有名ですが、風邪予防にも効果があります。
そして、最近の研究で分かったことですが、ビタミンにはフィトケミカル・スルフォラファンとうい成分が入っており、この成分が抗酸化作用がるのでガン予防にとても効果があると言われています。
ブロッコリーの茎の保存方法!
ブロッコリーの茎が沢山あって使い切れない方に便利な保存方法をご紹介します。
この方法があれば特売で沢山買っても冷凍できるので茎まで美味しく食べれますよ!
- ①茎の中にある白い円状の線にそって皮を剥きます
- ②皮は粗い千切りにして保存袋に入れましょう
- ③皮を剥いた中身は1cmくらいの角切りにします
- ④切った茎を保存袋に入れます
- ⑤茎の皮と茎をそれぞれ金属トレーに並べ冷凍します
【ブロッコリー芯の切り方動画】
これだけで冷凍の準備が完成です。
使用するときは解凍せず、凍ったまま炒めたり、煮たりして使用して下さい。
どんな料理にも合うので、色合いが足りない時や、料理にボリュームを付けたい時などとても便利です!
冷凍であれば1カ月程度保存することができます。
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まとめ
捨ててしまいがちなブロッコリーの茎ですが、皮を剥いたりすることで皮や茎の中身も全て食べることができます。
ブロッコリーの茎にはつぼみよりも栄養が豊富で、なんとミカンよりもビタミンが多いことが分かりました。
美容効果、風邪予防、そしてガン予防も効果があるブロッコリー。
どこまで食べれるの?と疑問に思った方は是非試してみて下さい。