薄着の季節になってくると気になるのが紫外線。
化粧をしようと鏡を見たら、「あれ?こんなところにシミが…」なんてことが増えてきましたよね。
そろそろ日焼け止めを塗って外出しなきゃな。とゴソゴソと探し出した日焼け止めですが、これって効果は大丈夫なのかしら。
『日焼け止めの使用期限は?未開封の期限はどのくらい?1年前の使用済みはNG ?』の記事では、古くなった日焼け止めを使えるのか、また、効果はどうなのかを調べていきたいと思います。
使いきれない日焼け止め。勿体ないくて捨てられなかったこの日焼け止めはまだ使えるのでしょうか。
日焼け止めとは?
サンスクリーン剤と呼ばれる日焼け止めには、大きく分けて2種類の効果があります。
日焼け止めの種類
- 紫外線散乱剤
- 紫外線吸収剤
何だか防虫剤のような呼び名で少し奇妙ですが、この2種類に分けられるようです。
【紫外線散乱剤】
紫外線を物理的に反射させる。
【紫外線吸収剤】
紫外線を科学的に吸収する。
日焼け止めにはこの二つが含まれており、SPFの高いものほど多く含まれているそうです。
日焼け止めはなぜ白いの?
- 紫外線散乱剤は、酸化チタンや酸化亜鉛という好物由来の成分が多く、そのせいで白く見える物が多いのだそう。
日焼け止めの使用期限は?
日焼け止めには化粧品と同様に、未開封でも使用期限が設けられています。
大体は商品に記載されているようですが、日焼け止めのタイプによっても違ってくるようです。
なぜ使用期限があるの?
日焼け止めには、防腐剤が使われています。
その防腐剤がどのくらいもつのかが、使用期限と言うことになります。
開封後は空気に触れたり、手に取る際に逆流することで雑菌が入ります。
その雑菌によって悪くなってしまうのを防ぐために、防腐剤が必要なのです。
雑菌対策ということは?
- スプレータイプは外気等に触れないので、開封前でも開封後でも、使用期限は同じと考えていいでしょう。
未開封の期限はどのくらい?
私たちが一番よく使う乳液やジェルタイプですと、未開封で大体3年くらい。
シュッとひと吹きの楽ちんスプレータイプは未開封でも使用後でも3年と言われています。
では開封後の期限はどのくらい?
- 一番知りたいのは、ここですよね。
◆乳液、ジェルタイプ ⇒ 空気に触れるので、防腐剤の効果があるうちに使い切りましょう。開封後の使用期限を目安に使わなくてはいけません。
◆スプレータイプ ⇒ 空気に触れないので、未使用の使用期限と同じと考えて、3年くらいでしょうか。しかしスプレータイプはなくなるのが早いので、3年もかからないで使いきれそうですね。
1年前の使用済み日焼け止めはNG?
以上のことからまとめてみましょう。
1年前の開封した日焼け止めですが、空気に触れるタイプであればやめておいた方が無難。
なぜなら、中に入った雑菌が繁殖している可能性があり、その雑菌を肌に塗りつけるというのは自殺行為でもあります。
肌荒れや、アレルギー反応の原因になりかねませんので、勿体ないですが破棄することをおすすめします。
空気に触れないタイプの日焼け止めであれば、中に雑菌はいないはずなので問題ないかと思います。
しかし、日焼け止めは化学物質で作られた製品ですから、何らかの変化があってもおかしくはありません。
1年前の開封済みの化粧品を使用するか。ということを基準に判断するといいかもしれませんね。
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まとめ
小さいのに高くて、でもピッタリと使いきれない日焼け止め。
勿体ないからと使用していた私ですが、この記事を書いて少し考えが変わりました。
もしも来年も使う可能性があるのであれば、冷蔵庫などの冷暗所に保管するといいと思います。
何年も年を越すのでなければ、細菌の発生を防げれば大丈夫ということですからね!