ドアノブや車のドアを触った時に、『バチッ』と痛い思いをしたり、スカートが足にまとわりついて気持ち悪かったり・・・
冬になると静電気で悩まされることがよくありますよね。
これには電気を貯めやすい体質が関係しているってご存知ですか?
その原因や改善方法を知っていれば、静電気を防げるだけでなく、健康で美しい体作りにもつながりますよ。
今回は『静電気の体質の原因と改善方法を紹介します!』をお届けいたします。
静電気の体質とは?
この体質とは生まれ持ったものや遺伝とかではなく、食事や生活習慣の乱れにより自然放電ができないため、電気をため込みやすくなることで、誰でもなりうるものなのです。
人の身体にはプラスの電気が貯まりやすく、マイナスの電気を貯めている物質と出会った時に、その物質から身体へマイナス電気の移動がおこり、あの『バチッ』と痛みを伴う現象が起こります。
静電気の体質の人が受けやすい影響
静電気の体質はただ痛い思いをするだけではなく、様々な身体の不調を引き起こす可能性があります!
- 疲れやすい
- アレルギー症状が悪化する
- 貧血になりやすい
- 肩がこりやすい
血管が縮む、骨がもろくなる、血糖値が上がるなどの原因で、疲れやすくなると言われています。
身体に貯まっている静電気の影響で、ほこり・ダニ・花粉などを吸い寄せます。
ほこりに含まれる細菌やカビ、ダニなどは皮膚の病気の原因になったりもしますし、アレルギー症状を悪化させる原因にもなります。
静電気の発生により、カルシウムやビタミンCが流出します。
カルシウム不足により鉄分の吸収が悪くなることで、貧血になりやすいと言われています。
また、肌荒れや髪の毛が痛む原因にもなります。
血液が酸性化し、血流が悪くなることで肩がこりやすくなります。
また、腰痛や関節痛を引き起こすこともあります。
静電気の体質になる原因
主に2つの原因が考えられます
- ①血液がドロドロで血流が悪い
- ②乾燥肌
血流が悪い状態では、体液のphが酸性に傾いて、身体のイオンバランスがくずれます。
そうすると身体のマイナス電気が逃げてしまい不安定な状態になるのです。
甘いものや脂肪の多い物をたくさん食べたり、喫煙や飲酒、ストレスなどが原因で、血液がドロドロになります。
肌に適度な水分が保たれていれば、電気は自然と空気中に放電され、身体に貯まりにくくなります。
また、肌が乾燥すると皮膚の保護機能も低下し、免疫力も弱くなってしまいます。
静電気の体質を改善するには?
努力しだいで静電気の体質は改善できます
- ①食生活の改善
- ②生活習慣の改善
- ③肌の保湿
お菓子やジュースなどの甘いものや、ジャンクフードを食べ過ぎないようにしましょう。
DHA・EPAを多く含む青魚、アリシンを多く含む玉ねぎ、αリノレン酸を多く含むナッツ類を食べると、血液がサラサラになると言われています。
また豆類・海藻・酢・キノコ類・野菜をバランスよく食べるようにすると良いですよ。
飲酒や喫煙を控え、ストレスをためないように気をつけましょう。
適度な運動も効果的ですよ。
保湿クリームをこまめに塗って肌を潤しましょう。
また普段使っている入浴剤やせっけんなどを見直し、保湿効果の高いものに変えてみるのもいいでしょう。
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さいごに
静電気で悩んでいらっしゃる方は、ぜひ体質改善に向けて上記の方法を試してみてくださいね。
その他にも、部屋に加湿器を置いて湿度を50%ほどに保ったり、静電気防止スプレーやキーホルダーなどのグッズを利用するのも対策になります。
服の素材の組み合わせによっても静電気が起こりやすくなります。
ウール・アクリル・レーヨンなどは電気を貯めやすく、綿・麻・絹などは電気を貯めにくい素材です。
洗濯する時に、静電気防止の柔軟剤を使うのも効果的ですよ。