お菓子や乳製品などに書いてある【開封後はお早めにお召し上がりください】という【お早め】ってどのくらいの期間のことを言うのでしょうか。
たとえば、菓子メーカーなどによると、保存状態や季節により、おいしく食べられる期間は異なるため、具体的な期間は示しにくく、ケースバイケースになるとのこと。
冬の寒い期間なら数日保存できるものでも、夏場は常温で置いておくと、たった数時間で味が損なわれてしまいます。
そのため、【お早めに】という注意書きは、その時の状況に応じて、各自臨機応変に、お召し上がりくださいという意味にとらえるのが良いそうです。
今回は『お早めにお召し上がりくださいの賞味期限を知りたい!どのくらい持つ?』についてまとめましたので、ご覧ください!
お早めにお召し上がりくださいのお早めの期間ってどのくらい?
ヨーグルト、生クリームは開封後冷蔵庫で2日程度。
チーズは種類にもよりますが、2日〜2週間程度。
牛乳は、とても栄養価が高いので空気中の雑菌が入り込むと、菌が一気に繁殖してしまう特徴があるため、しっかりと冷蔵庫に保管し開封日から数えて2〜3日をめどに飲み干した方が、おいしく安全にいただくことができるので安心ですね。
お醤油→何年たっても体に害はないですが、風味が保たれる期間は開封後1ヶ月〜3ヶ月。
お味噌→風味が保たれる期間は開封後2ヶ月ほど。カビがあっても取り除けば害はないそうです。
お酢→未開封なら何年でも大丈夫。風味が保たれる期間は開封後約1年ほど。
お酒→体に害はないですが、風味が保たれる期間は開封後2ヶ月ほど。
みりん→体に害はないですが、風味が保たれる期間は開封後6ヶ月ほど。
マヨネーズ→基本的に腐ることはないですが、未開封でも風味は落ちてしまいます。風味が保たれる期間は開封後1ヶ月程度。
ケチャップ→基本的に腐ることはないですが、風味が保たれる期間は開封後1ヶ月ほど。
ソース→未開封なら2〜3年ほど。開封後、雑菌が入ってしまうと腐敗します。粘りどが高いほど保存性が低く、ウスターソースで2ヶ月。中濃ソースで1ヶ月程度。
ドレッシングやめんつゆ、たれなどは?
食用油とバター→腐らないですが、酸化すると体には良くない成分ができるので、開封後は1〜2ヶ月程度。油の種類によっても酸化するスピードが違ってきます。
ドレッシング→基本的に腐ることはないですが、開封後は酸化してしまうので1ヶ月程度で。ノンオイルタイプの方が、劣化のスピードが早いそうです。
めんつゆ→ストレートタイプは開封後、腐敗するスピードが早いので出来れば即日、長くても3日。濃縮タイプは、出来れば2週間、長くても3〜4週間。
焼肉のタレ→開封後、賞味期限までは基本的に問題ありません。保存料不使用のものは発酵臭がしたら捨ててください。
カニ缶、サバ缶→開封後1日
ツナ缶、コーン缶、果物缶→開封後1〜2日ほど。
卵はとがったほうを下にして、10℃以下で保存しましょう。買った時のパックのまま保存すると鮮度が長持ちするためお勧めです。
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最後に
いかがでしたか?開封後はお早めに・・・という表記がどのくらいの期間のことなのか少しでもお役に立てましたでしょうか。食品の保管をしっかりしておいしく安全にいただきましょう!最後までお読みいただきありがとうございました。