昔は汚れたパパの服も、「今日も頑張ってくれたんだなぁ…」なんて思いながら、喜んでしてた洗濯。
でも最近じゃ、「臭い…。とりあえず、パパの服は別で洗おかな。」と後回しにしたくなるほど、臭いが気になってきました。
そんな気になる加齢臭、身体の洗い方で変わるなら変わってほしい!
『加齢臭は身体の洗い方で変わる?身体は手でやさしく洗った方がいいって本当?』では、気になる加齢臭に対する身体の洗い方を調べてみました。
本当に、洗い方で加齢臭は変わるのでしょうか。
加齢臭とは
40代(中年)以降の男女にみられる、特有の体臭の俗称。
ちょっと待って!男女!?
恐ろしいので、詳しく調べてみましょう。
- 高齢者の体臭の原因は2-ノネナールという物質。この物質は、男性は主に40代以降、女性は主に閉経後に増加傾向がみられるのだそうです。
2-ノネナールという物質が作り出される際に分解される、9-ヘキサデセン酸からは≪ろうそく・古本・チーズ≫の臭いがする。
書いていて、鳥肌が立ってきました…。
確かに、おじいちゃんはお日様とカビ臭さの混じったような、微妙な臭いを発していた気がします。
パパのために調べたはずが、まさか自分もだなんて。
これは本腰入れて調べましょう。
加齢臭の原因
体内の酸化
体内の酸化…シミやしわの原因にもなると言われている、抗酸化作用のことですね。
加齢臭の予防方法
原因も分かったので、次は対処方法を考えてみましょう。
体内の酸化の原因
- 喫煙
- ストレス
- 寝不足
- 運動不足
どれも耳が痛いです。
【喫煙】
体内のビタミンを壊してしまうので、酸化をブロックするはずのビタミンCが足りなくなる。
吸う際に発生する、大量の過酸化水素の接種による体内の酸化。
【ストレス・寝不足】
こちらが多くなればなるほど、体内での活性酸素が増え、それが酸化の原因に。
【運動不足】
こちらは、有酸素運動が体内の酸化反応をブロックするそうです。
体を動かさなければいけないのですね。
酸化が起きやすい状況がわかったので、これは気をつけて生活しなければいけませんね。
加齢臭は身体の洗い方で変わる?
さて、本題に入りましょう。
すでに発生してしまっている加齢臭は、身体の洗い方で変わるのでしょうか。
今の身体の洗い方
- ボディタオルでゴシゴシ洗いたい!臭いも汚れも気持ち悪い!
わしゃわしゃと洗わないと、キレイになった気がしない!
わかります。
この記事を読んで更に、ごしごしと、むしろヘチマで洗いたいくらいの心境になっているのは、私もです。
でもこれはやってはいけないことのようです。
ごしごしと洗うことで、皮膚に傷をつけてしまいます。
そこから余分に分泌される皮脂が、加齢臭の原因になります。
加齢臭予防の身体の洗い方
- 泡立てた石鹸で、手のひらで優しく洗う。
いやいや、生まれたての赤ちゃんの肌とは違うのよ?
本当にそんな洗い方で、加齢臭が予防できるの?
そう思った方に、安心できる材料をプレゼントしましょう。
洗顔をする際に泡立てて、それも、きめ細かい泡にする作業を頑張るのはなぜでしょうか。
皮膚を傷つけないために、でも顔の汚れも皮脂もキレイに落とすためですよね。
身体の洗い方も同じことです。
- きめ細かい泡になるほど、泡の粒が小さくなるので、毛穴の奥まで石鹸成分が浸透して、汚れを落としやすくなります。
臭いがするので、ごしごしと念入りに洗いたくなってしまいますが、顔を洗うように洗うだけで、十分に汚れは落ちます。
洗顔で、鼻の脂、落ちますよね。
それなら身体の脂だって落ちると思いませんか?
身体は手でやさしく洗った方がいいって本当?
もう一つの疑問であるこちらも同じこと。
身体の皮膚は、傷つくことで皮脂を分泌します。
そしてその皮膚は、次の傷に備えて厚くなっていきます。
加齢臭の予防も出来ず、おまけに皮膚まで硬くなっていく…。
女性にとってこんなに悲しいことはありません。
身体の洗い方
- ①たくさんのきめ細かい泡を手に取り、毛穴の奥に石鹸が行き届くように(念じながら)洗う。
- ②皮膚表面の汚れを落とすイメージではなく、毛穴の奥の皮脂を石鹸で溶かすイメージで洗うと、結果的にやさしく丁寧に洗えています。
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まとめ
なんと女性にも起こりうる、加齢臭。
ごしごしと洗いたい気持ちを抑えて、洗顔と同じように身体も洗いましょう。
身体の酸化から臭いが発生してしまうので、抗酸化酵素を意識的に取り入れるのも良いのかもしれませんね。