あさりはスーパーで購入する場合、だいたい使い切りの量で、水に入った状態で販売されています。
もし、あさりを沢山もらったり、潮干狩りで大量に採れたりすることがあったらどうしていますか?
あさりの賞味期限はスーパーの保存方法の場合だいたい1~2日程度ととても短いです。
あさりは日持ちしないから、食べるときにその都度買いにいかなくてはいけない・・・と思っていませんか?
実はあさりは冷凍保存ができる食べ物だったのです!
しかもただ賞味期限を延ばすだけではなく、冷凍保存することであさりの旨みが格段にアップします。
でも冷凍保存方法が難しそう・・・ いいえ、やり方はとても簡単!
手軽にできて、美味しくなる、良いことだらけですね!
そこで今回は『あさりの冷凍保存方法と賞味期限は?冷凍で旨みアップするって本当?』についてご紹介します!
あさりの冷凍保存方法とは?
あさりを美味しく保存するには冷凍のやり方がとても重要です。
冷凍庫は水分が少なく乾燥しているのであさり自身の水分が抜けやすくなってしまいます。
これを防ぐように冷凍すればふっくらで、旨みあるあさりになることができます。
- ①あさりの砂抜きをしっかりと行います
- ②次にあさりに付いている汚れを綺麗にこすり洗いします
- ③保存容器に殻付きのあさりを入れ、氷5個、水100ml程度を一緒に入れます
- ④あさりを全体的に水に浸るような量があるか確認する(多すぎる水は必要ありません)
- ⑤急速冷凍するためできれば金属トレーの上で冷凍する
これだけで美味しいあさりになりますよ!
このやり方だと1個ずつあさりを取り出すことができません。
小分けにして使う時は使う分ごとに作りましょう。
あさりを1個ずつ取り出して使いたい時は③の氷や水を入れずにあさりのみを保存容器で冷凍保存するやり方をして下さい。
冷凍した場合、あさりの賞味期限は?
冷凍する前のあさりは1~2日が賞味期限なのに対し、殻付きのまま冷凍保存すると2カ月延ばすことができます。
オススメ保存期間は1カ月間ですが、2カ月間保存しても問題ありません。
ただし、2カ月間保存しているとあさり自身の乾燥が進み、いくら水を入れていても乾燥を防ぐことができません。
乾燥が進んでしまうとあさりがパサパサしてしまうので、できるなら美味しい時に食べてあげて下さい。
あさりが冷凍保存方法で美味しくなるわけ!
あさりを冷凍すると旨みが上がって美味しくなるのは、あさりの細胞が破壊され、うまみ成分が出やすくなるからです。
あさりには旨み成分でもあるグルタミン酸とイノシン酸が含まれています。
この成分が冷凍により沢山でることでより旨みを感じることができます。
冷凍保存したあさりの食べ方!
冷凍保存したあさりですが、調理の仕方を間違えるととっても美味しくないあさりになってしまうので要注意です!
せっかく美味しい状態で保存したので、美味しいまま食べるようにしましょう。
まず、氷と水を入れて保存したあさりは熱湯のお湯に水分ごと全て鍋に入れて下さい。
強火でそのままあさりの口が開くまで火にかけます。
自然解凍してしまうと、あさりの腐食が進んでしまい、パサパサで美味しくなくなってしまいます。
それにあさりの口が開かず閉じたままで食べることができません。
あさりを1個ずつ冷凍した場合も凍ったまま茹でたり、焼いたりして使うようにしましょう。
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まとめ
あさりを冷凍保存すると通常の賞味期限は1~2日間なのに対し、最長2カ月間の延長が可能になります。
冷凍保存方法もとても簡単で、保存容器にきれいに洗ったあさり、氷5個と水100ml程度入れあさりを浸します。
そのまま金属トレーの中で冷凍するだけで美味しく冷凍することができます。
あさりを1個ずつ冷凍する場合は保存容器にきれいに洗ったあさりを入れるだけです。
あさりを冷凍すると細胞が破壊され、旨み成分が出やすくなることでより美味しいあさりになることができます。
調理するときは熱湯又は熱したフライパンに凍ったまま入れて調理しましょう!
美味しいあさりを是非食べてみて下さい。