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立春とは?子ども向けに簡単に由来を説明する方法とは?

2月のカレンダーや手帳をめくると『立春』という文字が目に入ってきますね。

まだまだ寒い日が続きますが、『春』という文字を見ると心が少しほんわかした気持になります。

ところで皆さんは立春の意味や由来をご存知ですか?

小さな子どもさんがいる家庭では、毎日毎日『これって何?なんで?どうして?』と質問攻めにあうことが多いと思います。

『お父さん、お母さん、立春ってどういう意味なの?』と聞かれた時、どのように説明してあげたらいいでしょうか。

まずは大人がしっかりとその意味や由来を知っておくことが大事ですね。

今回は『立春とは?子ども向けに簡単に由来を説明する方法とは?』についてご紹介いたします!

立春とは?

『立春』というのは、中国の暦をもとにして作られた二十四節季(にじゅうしせっき)の一つです。

つまり、一年を24に分けたときの第一番目にあたる時で、2017年の立春は2月4日となっています。

また、『立春』から次の節季である『雨水』(2月19日頃)の期間のことも立春と呼ばれています。

昔の暦では、立春は新しい年の始まりとされていました。

『立春』は今でいう元旦、『節分』は大みそかにあたるというわけですね。

今でもお正月に『迎春』、『新春』など『春』の字を多く見かけるのは、旧暦のなごりなんですよ。

年賀状にもこの言葉はよく使われますよね。

実は『節分』というのは年に4回あるということをご存じでしょうか?

『立春・立夏・立秋・立冬』の前日にあたる日のことを『節分』というのですが、今では豆まきをする立春の前日が節分として定着しています。

どうしてかというと、昔から新年の始まりが一番重要とされていたので、立春の前日だけを節分というようになったのです。

また、立春の時期は少しずつ寒さが和らいで、春の訪れを感じられるようになります。

冬から春へと移り変わっていく喜ばしい時期でもあるんですね。

子ども向けに簡単に立春の由来を説明しよう

子どもに二十四節季の説明はちょっと難しいので、春の訪れや豆まきの節分にちなんで、わかりやすく簡単に説明してあげるのが良いでしょう。

立春は春の訪れ

    『立春』っていうのは、春がもうすぐやってくる日なんだよ。

    お外はまだまだ寒いけど、少しずつ暖かくなって、冬の間眠っていたクマさんや虫さんたちが起きてきたり、きれいなお花が咲いたりするんだよ。

    春が来るのはとっても楽しみだね。

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立春は新年の始まり

    『立春』ていうのは、昔のお正月のことなんだよ。

    その前の日の『節分』は、昔の大みそかのことで、『鬼は外~!福は内~!』って豆まきをするのは『悪いものを追い払って、新しい年にいいことがたくさんやってきますように』という意味があるんだよ。

    うちでもみんなで豆まきをして、鬼さんを退治しようね!

節分の日はご家庭で豆まきをして盛り上がることでしょう。

そこで、掃除ついでに豆についての説明も加えてあげるとさらにgood!

歳の数だけ豆を食べる

    まいた豆を自分の歳の数だけ拾って食べたら、この1年健康に過ごせるって言われてるんだよ。

    ○○くんは7歳だから、7つ拾って食べてごらん!お母さんは36歳だから36個食べるよ~!

    これでみんな病気しないで毎日元気に過ごせるね。

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さいごに

日本では年末に大掃除をしたり、年越し蕎麦を食べたり、年賀状の準備をしたり、新しい年を迎えるということを重要視してきました。

その他にも昔からの行事や、物事の節目、季節の変わり目などを大事にしていますよね。

子どもたちにもぜひ理解してもらって、日本ならではの伝統を大切に受け継いでいってほしいですね。

それぞれの意味や由来を知ったうえで、特別な行事や食事をすると、気持ちがいっそう深まりより楽しめると思います。

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