妊娠後期になると、十月十日のマタニティライフも残りわずかですね！妊娠後期になると、身体も重くなって移動も辛くなりますが、夜はちゃんと眠れていますか？なかなか、眠れない妊婦さんも多いのではないでしょうか。
妊娠後期は赤ちゃんに会えるという、楽しみだけではなく眠れないという問題が妊婦さんを悩ませてしまうことがあります。
でもたった4つの改善方法を知り、少しでも安眠できたら助かりますよね。
今回は『妊娠後期に眠れない妊婦さんに4つの改善方法を紹介します』をご紹介します。
臨月や臨月間近の妊婦さん、残り少ない妊婦生活をイライラしないためにも、改善策を知って楽しく過ごしましょう。
妊娠後期になるとなぜ眠れないのか？
眠れない要因4つのこと
- 産後の身体作りのため
- 寝返りしずらいため
- 激しい胎動のため
- トイレが近くなるから
【産後の身体作りのため】
赤ちゃんが産まれると待っているのは、目まぐるしい子育て。2〜3時間おきにやってくる授乳や、変えても変えてもキリのないオムツ変え…
ゆったりと自分のペースで安静に過ごしていた妊婦生活とは打って変わり、待っているのは赤ちゃんを中心とした生活です。
妊娠後期に眠れない一つの原因として言われているのが、産後赤ちゃんのリズムに合わせるための準備と言われております。
赤ちゃんがオッパイを欲しがったら、ママはもちろんその度に昼夜問わず起きなければなりません。スムーズに起きて授乳ができるためにも、妊娠後期は眠れなくなるそうです。
【寝返りしずらいため】
妊娠後期となると、赤ちゃんの大きさはスイカ1個分。つまり3キロほどに相当します。羊水の量は0.5キロほどになり、胎盤の重さも同じく0.5キロになります。
更に子宮や乳房の大きさの変化や血液の量も増えることにより4キロも増加しています。
つまり全て合わせると8キロにもなります。
そのため寝返りをするのにも8キロの重さがあるので一苦労です。
また仰向けで寝るのも、お腹の重さで息苦しくなり、寝つきが悪くなるという結論に至ります。
【激しい胎動のため】
赤ちゃんはママのお腹の中で、数十分おきに起きたり寝たりの繰り返しを行います。
夜になり、ママが寝る時間になっても赤ちゃんには関係ありません。
臨月になると赤ちゃんの胎動は落ち着くという妊婦さんもいますが、妊娠後期になっても相変わらず胎動がおさまらない人もなかにはいます。
【トイレが近くなるから】
赤ちゃんが大きくなると、必然的に子宮の大きさも大きくなります。
そのため膀胱が圧迫され、頻尿や尿漏れが酷くなります。
どんなに寝る前にトイレに行ったとしても膀胱が圧迫され、トイレのために起きてしまう事も少なくないです。
不眠を助ける4つの改善方法
①横向きのシムス体位で寝る
前にも述べましたが、仰向けでの睡眠は大きくなったお腹に圧迫され、呼吸が苦しくなったり、血が廻らず貧血になる可能性もあります。
シムスの体位はご存知でしょうか⁈
妊娠後期には特にオススメの寝方で、抱き枕等を両足の間に挟み、心臓のある左半身を下にして寝ることで血流が良くなり、お腹に負担をかける事なく寝やすくなります。
寝不足だけではなく、こむら返りで悩んでいる妊婦さんや、大きくなったお腹による腰痛で悩まされている妊婦さんにも、シムスの体位はとてもオススメです。
②寝る前のストレッチ
妊娠後期になるといつ産まれてもおかしくない時期です。
そのため多くの妊婦さんは外出を控えたり、大きくなったお腹が張りやすくなるため運動不足になります。
運動不足は不眠に繋がります。妊娠後期は無理のない範囲での運動をオススメします。
例えば、寝る前にマタニティヨガや、ピラティス、ストレッチをするなどして、お腹の張りをみながら身体を動かすように心がけましょう。
身体を動かすことは快眠だけではなく、お産も軽くなると言われております。
③リラックス効果の高い物の活用
妊娠後期は精神面でも負担がかかります。
出産に対する不安や恐怖、育児に対する心配事も増え、寝つきが悪くなると言われています。
里帰りしている人は母親に気持ちを打ち明けてみたり、寝る前にアロマを焚いたり、ヒーリングミュージックをかけて安眠を促してみてはいかがでしょうか。
④温かい飲み物を飲む
温かい飲み物にはストレスを和らげる効果があります。
例えばストレスを和らげるホットミルクや、身体を温める効果のあるホットジンジャーや、ノンカフェインのルイボスティーなどが寝る前にはオススメです。
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まとめ
眠れないという事は妊婦さんにとってはストレスです。
しかし、妊娠後期の寝不足はお産が近づいているサインの一つです。
あまりマイナスに捉えず、もうすぐ我が子に会えるという気持ちに切り替えましょう。
また、無理に夜に寝ようとせず、昼寝を活用してみるのも良いですね。
寝れなくても、横になってシムスの体位をとるだけでも、身体は楽になります。
あまりナーバスにならずに、残り少ない妊婦生活を楽しみましょう。
